Patrappi annex:ポータブルオーディオ
2021-01-23T09:12:25+09:00
muto2100
こんにちは、Patrappi(ぱとらっぴ)へようこそ!リンクフリーですが、このブログの全ての画像の著作権はmuto2100に帰属します。無断で複写、転用をすることを禁止します。
Excite Blog
Soundlink revolve その2
http://muto2100.exblog.jp/32064748/
2020-12-24T12:30:00+09:00
2021-01-23T09:12:25+09:00
2020-12-22T15:26:14+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
今日は久しぶりにオーディオネタです。
↑ はBOSE社のSoundlink revolveです。今年のGWの自粛期間中にストレス解消を兼ねてお試しで1台だけ購入しました。(その時の記事はこちらです。)
その後の半年間、私のPC用のスピーカーとして愛用してきましたが使っているうちに不満が出てきました。
その不満とは「いかにも1か所から音が出ている感がする」という事です。
「点光源」という言葉がありますが「点音源」とでも言えば良いのでしょうか。当たり前ですが、モノラルスピーカー1個だけなので「ここから音が出ていますよ」感がありありで音に広がりが感じられません。
このrevolveシリーズは「360°どこからでも同じ音が聞こえる」ということを売りにしたスピーカーですがどこからでも同じに聞こえることと広がり感があることは別です。
そんなわけでネット動画を視聴するくらいなら我慢できますがオーディオスピーカーとして考えるとパフォーマンス的には完全に不合格です。
さて、これはどうしたものかと考えて思い出したのがrevolveシリーズは2台用意すればステレオモードで再生できるということ。しかも、ネットで調べてみると2台で音楽再生をするとまるで別物に変身するとのこと。
「これはもう、試すっきゃないっしょ」
ということで、この度2台目購入と相成りました。前の記事を書いた時は「2台目は購入しない」とか言っていたのにね。
(^^;
それで、2台目を買って接続してステレオモードを試した感想はというと
はっきり言って「別物」です。ネットの情報通りでした。
これほどまで変わるとは思いませんでしたね。元々無指向性のスピーカーなので広がり感が半端ないです。
BOSE社のrevolveシリーズは1台だけでも音質には定評がありましたがそれが2台になったのですからさらに良い音になるに決まっています。
ちなみに私の視聴環境はiPhoneの圧縮音源をSBCコーデックで転送しているだけですがそんなことは全く感じさせないほど良い音が鳴ります。おじさん、ちょっと感動しちゃいましたよ。いやぁ、もっと早く試せば良かったっす。
さらに、これの凄いところは見ての通りの小さな筐体の無線接続なのでこのスピーカー2台とiPhoneさえあれば手軽に高音質な音楽を好きな場所に持ち運べるということです。自分の部屋だけでなく庭でも居間でもキッチンでもトイレでもキャンプ場でもです。自分の部屋に置いたとしても場所をとらないのが有難いですね。パソコンデスク上でも本棚でも好きなことろに置いて聴くことが出来ます。いやぁ、これは素晴らしいです。
BOSEの製品は基本的に高価で値引きが少なく普段だと1台27500円するのですが今回はAmazonのセールで21666円でした。専用クレードルが4000円弱するので結局はそれなりに高い買い物になるのですが音は10万円レベルのコンポとそん色ないです。
強いて欠点を上げるとすれば毎回ステレオモードで接続をしなくてはならないのがちょっと面倒です。設定の保存が出来ないんですよね。複雑ではないですが、そこそこ手間が掛かりますので煩わしく感じることがあります。
でも、そんなのは些細な事だと思えちゃうくらい良い音が鳴りますので個人的にはお勧めのシステムです。1台買うなら奮発して2台大人買いした方が幸せになれると思います。少なくとも上位機種のrevolve+を1台買うならrevolveを2台買うことを強く勧めますね。
最後に余談ですが、今日は久しぶりにDC 105mmを持ち出して撮影しました。このレンズはポートレート用に最適なのですがポートレートなんて撮る機会が無いので最近、すっかり出番が減っています。昔は花撮りで大活躍していましたけどね。折角7000円払ってオーバーホールしたのに防湿庫の肥やしにしておくのは勿体ないので無理やり使いました。
このレンズの描写は ↑ の通りです。三脚立ててスピーカーの写真を撮ろうとしたらルーナが興味津々でやって来ていつものパターンでそのままモデルになってくれました。ボケ味に拘ったレンズですがまだまだ現役で活躍できそうですね。
今日の写真の右側のスピーカーにルーナのヨダレが付いてるの気付きました?
(^^;
]]>
SoundLink revolve
http://muto2100.exblog.jp/31165422/
2020-05-01T09:29:00+09:00
2021-01-23T09:10:32+09:00
2020-05-01T09:29:59+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
今日は久しぶりにオーディオネタです。
PC周りで使うポータブルスピーカーを買いました。
今回、私が購入したのはBOSE社の
SoundLink Revolve Bluetooth speakerです。
政府が発令した非常事態宣言に伴う自粛要請の為
全く面白くない毎日が続いています。
このままではストレスが溜まる一方なので
私の精神の安定と日本の経済を回す為に
物欲を満たすことにしました。
最初は単焦点レンズを買おうかな
と思ったのですが
買ったところで撮影には行けないので
余計にストレスが溜まります。
ということで
久しぶりにオーディオ系に投資です。
今回はiPhoneやPCに取り込んだ音楽を
手軽に、かつ高音質で再生できる
ポータブルスピーカーを探しました。
いつもイヤホンでばかり聴いていると
疲れちゃうんですよね。
色々と検討を重ねた結果
候補に挙がったのがBOSE社のSoundLink miniⅡと
JBL社のCHARGE4です。
↓ ネットで画像を拾ってきました。
どちらも価格が1万円台後半ということで
まぁ、気軽に音楽を楽しむ分には丁度良いかな
と思い、地元の量販店に視聴に行きました。
ただですね。
ここで問題発生です。
視聴してみたら、どちらも音がイマイチなんですよ。
BOSEのSoundLink miniⅡは
低音がドコドコ鳴る割に中高音が薄っぺらく
JBLのCHARGE4は音が籠って聴こえます。
まだ一緒に置いてあったSONY社の
SRS-XB32の音の方が好印象でしたね。
音のヌケが良く、まとまっています。
↓ これです。
ただ、SRS-XB32はデザインコンセプトが
気に入らないのでボツです。
スピーカーがキラキラ光る必要はありません。
「キラキラ機能は切れば良いじゃん」
と思われるかもしれませんが
音以外の余計なことにリソースをつぎ込むのは
私的にはNGです。
機能美とは必要から生まれるものです。
キラキラ光る機能は音質向上に必要ありません。
機能美とは真逆の発想です。
BOSEとJBLの2機種には機能美を感じますし
ネットの評判も上々だったので期待していたのですが
正直なところ「こんなもんか」という印象でした。
私はオーディオマニアではありませんが
普段、そこそこ良いイヤホンで音楽を聴いているので
ポータブルスピーカーといえど
それなりの音質は求めたいところです。
こりゃダメだな。
と、購入を見送ろうとした私の目に入ってきたのが
SoundLink miniⅡの横に置いてある
アルミ製の水筒みたいな物体。
そう、今回購入したSoundLink revolveです。
この製品、実は新製品でも何でもなく
既に3年前から発売されているものなので
存在自体は知っていましたが
「何これ? モノラルなの?
モノラルで2万7千円? 話にならないね。」
という感じで、完全に一蹴していたのです。
だって、モノラルよりもステレオの方が音が良いって
世間の常識じゃないですか。
ただ、まぁ、ついでだからどんなもんか
とりあえず聴いてみようかな、と
私のiPhoneとBluetoothで繋いでみたら
「え?」
「良いじゃん、これ。」
そうなんです。
思った以上に良い音なんです。
BOSE社の製品にしては低音が抑え気味で
それでいて、中高音には艶と張りがあります。
SoundLink miniⅡとCHARGE4では
残念ながらrevolveの相手にはなりません。
「モノラルはダメ」と
最初から決めつけていた自分が恥ずかしいです。
かつて、イヤホンよりヘッドホンの方が音が良い
と無条件に思っていた時代がありました。
それが「カナル型イヤホン」というものに出会い
完全に覆されました。あの時と同じですね。
ということで、revolveが
一気に購入最有力候補に浮上です。
ただ、revolveの隣に
もう一つ気になるスピーカーがあります。
同じBOSE社の「SoundLink revolve+」です。
「+」が付いている分、値段も1万円ほど高いです。
↓ 比較画像をネットで拾ってきました。
↑ 左の取っ手が付いているのが「+」です。
機能面は同等ですが
一回り大きい分、音が良いみたいです。
これはもう、じっくり視聴して
どっちが良いか決めるしかありません。
まずrevolveに繋いで視聴して
すぐにrevolve+に繋いで同じ曲を視聴して比較する。
これを何度も繰り返しました。
SoundLinkシリーズは
iPhoneと接続したり切ったりする度に
音声でその旨を報告してくれます。
なので、切り替える度に
「たつおのあぃふぉんに接続済みです」
「たつおのあぃふぉんが切断されました」
と、大きな音声でいちいち報告してくるのが
恥ずかしかったです。(^^;
ちなみに、音声はBOSEのスマホ用のアプリの
設定で切ることが出来ますが
この時はまだインストールしていませんからね。
revolveとrevolve+のどちらにするかは
かな~り迷いました。
おそらく1時間近く視聴していたと思います。
こんなに迷うのは、3か月前に新宿のMapCameraで
新品D780と中古D850で悩んだ時以来ですね。
さんざん迷った結果
最終的に小さいrevolveの方を購入しました。
視聴した量販店では購入せず
帰宅してからAmazonでポチしました。
視聴させてもらった量販店には申し訳ないですが
価格が2千円以上違ったので。
小さいrevolveを選んだ理由は
設置場所が私のパソコン机の上になるので
スペース的な制約があったことと
価格差ほどの音質の違いを感じなかったことです。
revolve+の方がより芳醇な音であり
比べれば勿論、revolve+の方が確実に良い音ですが
音の傾向は同じで、決定的な差はありませんでした。
「音が良い」といっても
所詮はポータブルスピーカーです。
revolve+だとクレードルも含めると約4万円。
そこまで出して購入するほどではないかな
というのが私の結論です。
小さいrevolveだと、クレードルも含めて2.8万円。
これくらいの額なら許容範囲ですね。
イージーリスニング用としてはrevolveで十分です。
元々、2万円以下の機種を候補にしていましたので
4万円は明らかに予算オーバーですしね。
↑ ちなみに、持ち運び用のケースは家にありました。
Nikonのレンズ袋です。
Nikonのレンズを買ったときにタダで付いてきたやつですが
これがピッタリでした。
どのレンズの袋なのか判らないんですけどね。
多分microVR105㎜かVR24-120㎜あたりかな?
外に持ち出す機会は少ないと思いますが
これで十分でしょう。
クレードルは3千円以上しましたが
便利なので必須です。
revolveはシルバーとブラックの2種類あって
色もどっちにするか迷ったのですが
クレードルが黒しかないのでブラックにしました。
シルバー持ちの人は
白いクレードルが欲しいんじゃないかな。
クレードルをPCに繋げばPCから充電しますし
音楽はBluetoothではなく、USB接続してくれます。
なのでPCから音楽を再生するときはUSB接続で
iPhoneから再生するときはBluetooth接続しています。
音の違いは判りません。全くの互角です。
ただ、iPhoneのイコライザアプリのUBiOが
revolveとすこぶる相性が良いので
もっぱらiPhoneからUBiOでで再生しています。
revolveはBluetoothのコーデックがSUBなので
無線だと動画再生などで遅延があるかな
と、心配しましたが無問題でした。
遅延は全くありません。嘘みたいですが本当です。
BOSEの技術的なノウハウがあるのかな?
なのでPCともBluetooth接続で良いかもしれません。
最後に誤解が無いように一つだけ。
「revolveは音が良い」と書きましたが
これはあくまでも
ポータブルスピーカーとしての話です。
私は過去に据え置き型スピーカーの
JBLのA820とBOSEのAM-5Ⅲを使っていましたが
この2つとは比べるまでもありません。
とくにA820と山水のアンプの組み合わせは
本当に良かったですね。
かなり気に入っていましたが
子供の成長と共に設置場所の問題が発生し
10年ほど前に手放しました。
勿体ないことしたなぁ・・・。
ただ、ステレオ再生は左右のスピーカーと本人が
正三角形の頂点に来るような位置取りをして
正対して音楽を聴かなくてはなりません。
そういう聴き方って、殆どしなくなりましたね。
たとえモノラルでも
revolveは360°全方角に音が拡散しますので
イージーリスニングには最適です。
つまり、がっつり聴くわけではないけれど
何かしらの作業をしながら
ちょっと良い音で音楽を聴きたいな、という
私の使用目的にピッタリということです。
revolveを2台用意すれば
ステレオ再生ができるみたいですが
私がそれを試すことはおそらくは無いでしょう。
予算を1万円もオーバーしましたが
今回は良い買い物ができたかな、と思っています。
まだ購入直後で慣らし運転中なので
エイジングが進んだら、またレビューします。
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M-2 最終レビュー
http://muto2100.exblog.jp/30458524/
2019-03-10T11:53:00+09:00
2019-03-10T14:50:16+09:00
2019-03-10T11:53:09+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
今日は久しぶりにオーディオネタです。
EARIN社のM-2を購入して半年が経ちましたので
個人的な最終評価をしてみたいと思います。
実は、M-2は購入後の半年間に2回ほど
ファームウェアのアップデートが行われています。
アップデート自体は簡単で、
iPhoneのM-2用のアプリにお知らせが来るので
それに従って操作すれば良いだけです。
アップデートによって何が変わるのかよくわからなくても
とりあえずは最新のものにした方が良いだろう、という事で
M-2に限らずパソコンやAV機器は
積極的にアップデートするようにしています。
ただ、1回目のアップデートは
私にとってあまり芳しくないものでした。
アップデートした結果、定位がやや左寄りになり
しかもそれがふらつくようになったのです。
素人なりの推測ですが、
左右のイヤホンの電圧が一定じゃなくなった感じですね。
聴いていて気分の良いものではないので
「これは失敗したな」
とアップデートしたのを後悔しました。
2回目のアップデートは今年の1月下旬頃だったと思います。
おそらくは1回目の不具合の修正なので即アップデート。
その結果は・・・
定位が真ん中にビシっと決まるようになりました。
さらにはふらつきも一切ありません。
いやぁ、本当に良かったです。
一時は他機種への買い替えも検討していましたからね。
あと、どのアップデートから変わったのかは
定かではないのですが
アップデートによって連続再生時間が伸び
音もメリハリが効いて良くなりました。
音楽を聴く時は、iPhone用のイコライザアプリ
「UBiO」を使って聴いていますが、
個人的には不満は全くありません。
私の耳はそんなに肥えてはいませんが
クソ耳でもないと思います。
屋外で普通に聴いている分には十分な音質です。
音がイマイチという人は
アップデート前の音を聴いているか
イヤーピースが合っていないんだと思います。
カナル型のイヤホンはイヤーピースが命ですからね。
ちなみに私はイヤーピースは
JVCのスパイラルドットのLサイズを使っています。
JVCのイヤーピースは他社より少しだけ大きいんです。
普通、Lサイズだと直径13mmなのですが、
JVCは14mmなのです。
この1mmの差が私にとって大きいんですよね。
元々、コンパクトでクールな見た目のイヤホンでしたから
内容的に向上したのは喜ばしい限りです。
今、杉花粉が猛威を振るい、
マスク無しでは生活できない状況です。
さらには私は近年老眼が進み、
老眼鏡無しには字が読み辛い状況です。
そうすると、普段の私の耳には
マスクの紐と老眼鏡が掛かっています。
その上でイヤホンケーブルまでもが耳に掛かると
私の耳は大変なことになります。
なのでイヤホンがワイヤレスであることは
私にとって、とても重要なことなのです。
2回のアップデート後のM-2は
不満の全く無いイヤホンになりました。
M-2はネットでの評価が分かれているイヤホンですが
発売時からアップデート後の状態で出荷していれば
ネガティブな評価も随分と変わったと思います。
もしかしたら絶賛されていたかもしれませんね。
ハードウェアも大切ですが、
それを制御するソフトウェアも重要です。
発売から結構時間が過ぎ
もっと性能の良いワイヤレスイヤホンが
次々と登場していますが
デザイン的には唯一無二の存在なので
見た目に惚れて買う分には
まだまだ十分に現役でいけると思います。
っていうか
あと数年は現役で使い続けます。^^
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EARIN M-2 2
http://muto2100.exblog.jp/30048931/
2018-09-15T06:45:00+09:00
2018-10-12T08:34:01+09:00
2018-09-15T06:45:10+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
前回の続きです。
M-2について、もう少し詳しく紹介します。
EARIN社はスウェーデンのオーディオメーカーです。
馴染みが無いですが、
2013年設立なので新しい会社です。
私は、このイヤホンを購入するまで
会社の存在を知りませんでした。
まぁ、4年半ぶりに
オーディオ記事を更新するくらいですからね。
(^^;
↑ ケースにはこんな感じに格納します。
イヤーピースが大きいので
ケースに入るか心配でしたが、
スパイラルドットのLサイズは
普通に収納可です。
完全ワイヤレスイヤホンは
充電池で駆動しますから、
当たり前ですが充電器が必要です。
このケースに入れておけば、
自動的に充電されます。
ケースはマイクロUSB接続で、
外部電源を使って充電します。
↑ 付属のイヤーピースです。
どれも私には適合しませんでした。
(^^;
どうでも良いので、写真も適当です。
↑ ケースを入れるケースです。^^
こんなので3千円くらいしました。
M-2のケースは
デザイン性を優先して円筒型なのですが、
机に置くとコロコロ転がってしまうので、
ケースを買って入れることにしました。
iPhone(iPhineX)との接続についてですが、
これはすこぶる簡単です。
一度iPhoneに登録してしまえば、
以降は、ケースからイヤホンを取り出すだけで
勝手に接続します。
片一方しか接続されない時もありますが、
10秒くらいそのままにしていると
両方に接続されます。
駆動時間はそんなに長くは無いですね。
公称4時間ですが、
体感的には3時間程度でしょうか。
こまめにケースに入れていれば無問題ですね。
肝心の音に関しては、
初めのウチは籠りが目立ちましたが、
10時間くらい聴いたら
随分と解消されました。
若干の籠りの解消と低音の量感不足は
アプリで補っています。
私が使っているのは
音楽再生アプリのUBIOとEQuです。
どちらも一長一短ありますが、
ガツンと聴きたいときは
華やかな音質のUBIOを使い、
まったり聴きたいときは
微調整の効くEQuを使っています。
これで私的には
満足のいく音質になりました。
勿論、私が所持している
クアッドドライバーのUE900と比べると、
音の艶と張りは段違いです。
これは素人でもわかります。
1BAと4BAでは表現力が違いますからね。
また、同じく私が愛用している
HA-FX850と比べれば、
音の厚みや豊かさは比べようもありません。
なので、ここでいう
「満足のいく」というのは
「素晴らしい音」という意味ではありません。
「十分許容範囲」
という意味での「満足」です。
完全ワイヤレスはとにかく便利ですからね。
家でじっくり聴くのには向きませんが、
持ち歩いて気軽に聴く分には
素晴らしいアイテムです。
既存の優先イヤホンと使い分けながら、
ポータブルオーディオライフを
楽しみたいと思います。
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EARIN M-2 1
http://muto2100.exblog.jp/30045671/
2018-09-13T10:26:00+09:00
2018-10-12T08:41:43+09:00
2018-09-13T10:26:21+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
今日はオーディオネタです。
久しぶりだなぁ、と思って過去の記事を調べたら、
何と、4年半ぶりの
オーディオ系の記事なんですね。
まぁ、それだけ愛用のJVC・HA-FX850が
気に入っていたわけですが、
最近になって
俄然ワイヤレスイヤホンに興味がわいてきたので色々と物色していたのです。
音質を優先したら当然
無線よりも有線の方が
アドバンテージがあるわけですが、
やはりイヤホンケーブルって
煩わしいんですよね。
私的にはイヤホンに
何十万円も投資する気はないですが、
それでも、それなりに高音質で
音楽は楽しみたいな、という思いはありまして、
でも、ポータブルオーディオは
利便性が大切なことも
身に染みて判っていました。
そんなわけで、
既存のワイヤレスイヤホンの
「便利だけど音はそれなり」
という位置づけは、
気にはなっても購入検討までは
至らずにいました。
ところが昨年から今年にかけて、
「新世代」と呼べる
完全ワイヤレスイヤホンが出てきました。
接続の安定性が大幅に向上し、
音質・携帯性も優れたモデルが出始めたので
そろそろ購入してもいい時期かなと思い、
検討に入った次第です。
でもって、先に結論から書きますと、
今回購入したのは
↑ の写真のEARIN(エアリン)社のM-2です。
購入にあたり、まずはどのワイヤレスイヤホンがお勧めなのか
ネットで情報収集をしたところ、
JABRA社のElite 65tが評判良いみたいでした。
あとはB&O社のBeoplay E8が
クールな見た目で高評価でしたね。
そして今回購入することになった
EARIN社のM-2がコンパクトで良さげです。
他にもBOSEやSONYが
売れ筋商品を出していますが、
どちらも耳にボテっと乗せるように
着ける時点でNGです。
ワイヤレスにするという事は、
私の場合、利便性と同じくらい
スマートさも要求しています。
あんな大きな塊を耳にくっつけて
音楽を聴くなんて、
私には許容できません。
広告写真のカッコ良い外人さんが
身に着けるんじゃなくて、
実際には50歳のオヤジ(私)が
使うんですからね。
私があんなの着けて街中歩いたら
痛いですよ。
そんなわけで、
見た目と中身で65t、E8、M-2の3択だなと思い
さらにネットで情報収集をすると、
ネットでの評判は
圧倒的に 65t >E8 >M-2 です。
どうやら音質に随分と差があるみたいです。
とくに65tは絶賛の嵐なので、
ネットの評判を見ただけだと
通販でポチりたくなってきますが
やはり自分の身に着けるものですから、
ちゃんと耳に填めて視聴すべきでしょう。
ということで、
秋葉原のeイヤホンに行ってきました。
店に着いて、
そのままワイヤレスイヤホンコーナーに
向かいます。
eイヤホンはワイヤレスイヤホンが
棚の上にゴロゴロ置いてあって、
「勝手に接続して視聴してください」
っていうスタンスです。
こういうのって、本当に助かりますね。
淀みたいに盗難防止で
キャビネットに閉まってあって、
いちいち店員にお願いして
出してもらって聴くのは
煩わしいですから。
棚の上にある
沢山のワイヤレスイヤホンの中から、
最初に目についたのがE8でした。
写真で見た通り外観はクールですね。
やはり一番カッコ良いです。
ただ、想像よりもやや大ぶりな筐体で、
ちょっとガッカリです。
早速、マイiPhone(iPhneXです)
と同期して視聴してみます。
あれれ? 高音が刺さるぞ。
カナル型イヤホンはイヤーピースで
音が激変します。
それは今までの経験で痛感していますので
今回はマイイヤーピースを持参しています。
私が愛用しているイヤーピースは、
JVCのスパイラルドットのLサイズです。
これが私の耳に最もフィットする
イヤーピースです。
なので高音が刺さるのは
イヤーピースの不適合ではありません。
音の好みは人それぞれなので、
他の人は違う印象を持つかもしれませんが、
私には高音が刺さって、
スカスカな音に聞こえました。
見た目的にもクールですが
思った以上に大きく、
耳に填めて鏡を見たら、
はみ出ている部分が目立ちます。
まぁ、それよりも何よりも
音が私好みではないのが決定的にNGなので
E8は見送りです。
次にElite 65tを見つけて手に取りました。
うーん・・・
何か、見た目がイマイチです。
思った以上に大きく分厚いんですよね。
北欧デザインとか謳っている割には
野暮ったいです。
昔のSF映画に出てきそうなデザインです。
写真で見た時に良い感じに見えたのは、
外人モデルさんが着けていたからでしょう。
手にとっても、
耳に填めたい気持ちが沸いてきません。
さらに、とくに買う気満々だった
Elite active 65tは、
写真で見るより随分と安っぽいです。
とくに色味がダメですね。
あの青色は身に付けたら浮きまくりです。
現物を見て
一気に購入意欲が萎えてしまいました。
それでも、音が良ければ話は別です。
ネットでも音質面での評価が
高かったですからね。
早速、視聴してみようと
持参したスパイラルドットに替えようとしたら
・・・変えられないじゃん。
ステムが特殊な形状なんですよね。
この形状では65tには
スパイラルドットは付けられません。
カナル型イヤホンにとって
イヤーピースは最重要パーツです。
イヤーピースが
自分の耳にフィットしていないと
そのイヤホンの性能は十分に発揮できません。
なので、私にとっては
スパイラルドットが装着できない時点で
NGです。
ただ、購入見送りは決定なのですが、
折角なので65tを耳に押し付けて、
隙間を塞いで聴いてみました。
ネットでの評判通り音は良いですね。
奇をてらわない深みと
落ち着きのある音色でした。
もっと感動的に音が良ければ
他のイヤーピースを試したり
試行錯誤するのですが、
そこまでではないですし、
何よりもデザイン的にイマイチなので、
購入は見送りです。
取り敢えず人気2機種を視聴して
ガッカリだったので
「まだ完全ワイヤレスイヤホンは
過渡期なのかなぁ」
なんて半ば諦め気味になりながら、
最後にM-2を手に取りました。
見た目は思った以上に良いですね。
とにかく小さいです。
小指の先くらいの大きさしかありません。
↑ の100円玉と見比べると判り易いですね。
あと、質感もなかなか良いですね。
E8には敵いませんが、
65tのような安っぽさはありません。
そんなわけで第一印象は好印象でしたが、
見た目はともかく音質面に関しては、
ネットでは「音が籠って聴こえる」
と酷評されています。
なので、期待しないでイヤーピースを
スパイラルドットに替えて
マイiPhoneと同期して聴いてみると・・・
・・・ これ、良いかも。
M-2はBAドライバー1基だけなので
低音の沈み込みはもう一つですが、
BAドライバーらしく、
一つ一つの音は明瞭でツブツブ感があります。
音に癖が無く素直で聴きやすいですね。
ネットで酷評されていた音の籠りも
確かに感じますが、
それほど気にはなりません。
これならアプリで十分に修正できます。
それよりも何よりも筐体が小さいので、
耳からイヤホンがほとんど
はみ出ないんです。
パッと見、イヤホンを付けているのが
判らないです。
これはクールです。素晴らしい!
最後にもう一度3機種を
交互に聴き比べて最終結論。
M-2購入決定です。
意外なことに、
ネットでの評判が一番悪くて、
最も買う気が無かった機種を
気に入る結果になりました。
いやぁ、視聴して良かったです。
やはりイヤホンは目で見て耳で聴くことが
何よりも重要です。
長くなりましたので、
M-2についての具体的なレビューは
次回にします。
]]>
338S1201
http://muto2100.exblog.jp/23292403/
2014-11-16T20:06:00+09:00
2014-11-16T21:52:40+09:00
2014-11-16T20:06:33+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
昨日・今日は晴天に恵まれて、絶好の行楽日和でしたね。
私は今週末もお仕事です。かれこれもう1ヶ月以上休んでいません。
来週末は休みが取れそうなので、天候次第ですがどこかに出掛けようと思っています。
で、今日は前回の続きです。
↑ のtasolaの革ケースのイヤホンジャック部分、何だか穴が大きすぎませんか?
実はこれ「大きくしてくれ」と私が頼んだのです。
私のイヤホンのケーブルはヤフオクで購入した手作り品なので、
イヤホンプラグが大きいです。
なので、デフォルトのままだと挿入に支障を来すので、
一回り大きくして貰いました。
↑ イヤホンプラグを挿すとこんな感じで、丁度ピッタリです。
見た目はイマイチですが、こういうものは実用的で無くてはいけませんから、
個人的には良い改造だったと思っています。
話は変わりますが、
iPhone5からiPhone6に機種変更してから、
iPhoneに直差しで音楽を聴くことが多くなりました。
というのも、iPhone6はiPhone5と比べて音質が明らかに向上しているのです。
iPhone6のDAC(デジタル信号をアナログに変換する回路)は、
Cirrus Logic社製の338S1201というやつで、
これはiPhone6用にカスタムメイドされたDACです。
おそらくはこのDACの性能がiPhone5に搭載されているやつより、
格段に進化しているのだと思われます。
具体的には、音に厚みと張りが出た感じですね。
やや低音量が増えてドンシャリ気味になりましたが、
ドンシャリ好きな私には好都合です。
大きなディズプレイに期待して機種変更したiPhone6でしたが、
音質の向上は嬉しい誤算でした。^^
勿論、直差しよりもHP-P1に繋いだ方が音は良いです。
解像感と高域の伸びは、直差しでは太刀打ちできません。
ただ、その差はかなり縮まっていて、私的には直差しは許容範囲かなと感じています。
そうなると直差しは気軽に聴ける分、アドバンテージがあるのです。
やはり、HP-P1 + iPod Classic は何だかんだいって重たいですからね。
直差しで気軽に聴けるようになると、
次はリモコン付きの銀線のケーブルが欲しくなるんですよねぇ。
どこかのメーカーが出さないかな?]]>
ノイズアイソレーションスパイラルドットイヤーピース
http://muto2100.exblog.jp/22477215/
2014-07-05T21:47:00+09:00
2014-07-06T06:42:13+09:00
2014-07-05T21:46:48+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
今日はオーディオネタです。
私がHA-FX850に装着しているイヤーピースを紹介します。
↑ はSONY製のシリコンイヤーピース。
正式名称は「ノイズアイソレーションイヤーピース」といいます。
簡単に言うと、芯の水色の部分が堅くて外側の黒い部分が柔らかく、
更に中にスポンジが入っています。
芯を硬くすることで、音の通り道を確保し、
周りを柔らかくすることで、耳へのフィット感を向上させ、
更に中のスポンジが遮音性を向上させているそうです。
価格もそれなりで、4個で1000円弱もします。
ネットでの評判も上々ですね。
で、ここまで紹介しておいて何なのですが、
実は、私はこのイヤーピースは使っていません。
っていうか、このイヤーピースは芯が細くて硬いので、
ステムが太い10ProやUE900、HA-FX850だと装着に難があるのです。
無理矢理ねじ込めば装着出来ないことも無いのですが、
それでステムがポキッと折れたりしたら目も当てられませんからね。
そんなわけで、ずっと机の引き出しにしまってあったのですが、
勿体ないので、何とか使えないものかと考えました。
↑ イヤーピースをぺろんとめくるとこんな感じです。
中にスポンジが挟まっています。
↑ で、取り外せないかな、と挑戦したら、
なんていうことも無く、簡単に外せました。
ラッキー。^^
このスポンジを、HA-FX850に標準で付いている
「スパイラルドットイヤーピース」にはめ込みます。
スパイラルドットイヤーピースはその名の通りで、
芯の部分に螺旋状の凹みが付いているイヤーピースです。
JVCのHPによると、
「イヤーピース内壁にスパイラル状に配置したディンプルで、
音のにごりを抑え、クリアなサウンドを実現する」
そうです。
実際の効果の程は私のクソ耳では判りませんが、
私の耳にジャストフィットしているので愛用しています。
↑ スポンジを填めるとこんな感じです。
スポンジの口径が小さいので、ちょっと填めるのに苦労しましたが、
コツをつかめば簡単です。
私はこれを「ノイズアイソレーションスパイラルドットイヤーピース」
と名付けて使っています。
スポンジを入れることで、イヤーピース自体がかっちりした感じになり、
フィット感が大幅に向上しました。
さらにHA-FX850の弱点の一つでもあった遮音性も向上しています。
これはなかなか良い感じですよ。オススメです。
スポンジだけに1000円近く投資するのは勿体ないですが、
すでにノイズアイソレーションイヤーピースを持っている方は、
是非、お試し下さいませ。
それにしても、HA-FX850+HP-P1(withオーグラインケーブル)は、
本当に素晴らしいですね。
私にとっては、音についての不満は全くありません。
iPod Classicと併せると12諭吉弱投資しましたが、
これだけの音が得られるのなら、私的には十分納得の金額です。
そんなわけで、最近はUE900の出番はほとんど無くなりました。
UE900も決して悪いイヤホンではないんですけどね。
比べちゃうと表現力が全然違います。
ちなみにBOSEのQC20iは、今や完全にノイズキャンセリング専用機です。
音楽を聴くのではなく、職場の机の上に常備していて、
集中して仕事に取り組みたいときに静寂を求めて装着しています。
強いて不満を挙げるとすれば、
HA-FX850もHP-P1も、もう少し小型軽量だったら良かったのにと言うことでしょうか。
その辺は次回作に期待します。(← 後継機も買う気満々^^)
HP-P1なんか、そろそろ後継機が出てもおかしくないんですけどね。]]>
NATIONAL GEOGRAPHIC NG1153
http://muto2100.exblog.jp/22248638/
2014-06-08T21:58:00+09:00
2014-06-08T22:29:28+09:00
2014-06-08T21:57:41+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
4日ぶりの更新になります。
ちょいと仕事が忙しくなってきまして、なかなか記事の更新が出来ずにいます。
写真の方も、撮り貯めたRAW画像はあるのですが、
現像・レタッチまで手が回らず、PCにデータを落としたままになっています。
勿論、現像しないと写真をUP出来ませんから、
必然的にblogの記事の更新が滞り気味になる訳です。
まぁ、マイペースで更新していきますので、悪しからず了承して下さいな。
で、今日はオーディオネタです。
とはいっても、新しくイヤホンを買ったとかではなく、
iPod ClassicとHP-P1を収納するポーチを購入しました。
私のポータブルオーディオ基本セットは、
iPod Classic + HP-P1 + HA-FX850 です。
この組み合わせが奏でる音は私を満足させるのに十分で、
通勤の友として、大いに活躍してくれています。
ただ、今まではスーツの上着やコートのポケットに直に入れて聴いていたのですが、
私の所有するポータブルオーディオセットはそれなりに高価なものですから、
無造作に扱うのも何だかなということで、収納の為のポーチを購入することにしました。
夏服になって上着を着用しなくなると、
上着のポケットに入れることも出来なくなりますしね。
まず始めに秋葉のeイヤホンに行ってポタアン用の収納ポーチを物色しましたが、
どれも “帯に短し、たすきに長し” な感じで、
デザイン的にも気に入ったものが見つからずボツになりました。
で、これはポタアン用ではなくデジカメ用のポーチの方が良いのかな、と思い、
その足でヨドバシアキバに向かい、
コンデジ用ポーチ売り場を物色して見つけたのがこれ。
NATIONAL GEOGRAPHICのNG1153です。
NATIONAL GEOGRAPHICって自然地理学系の協会で、
ビックリするような自然風景の映像を紹介していて、写真雑誌とかも刊行している所なのに、
何でカメラバッグなんか売ってるの?と思われたかもしれませんが、
これはNATIONAL GEOGRAPHIC協会がManfrotto社と提携して作ったバッグなので、
実質はManfrotto社の製品なんです。
購入価格は3430円のポイント10%ですから、実売3087円。
まぁ安くは無いですが、高過ぎもせず丁度手頃な価格かな、と。
2000円程度のものは、見た目も安っぽいですからね。
↑ 実際に収納すると、こんな感じです。
iPod Classic + HP-P1 と HA-FX850 が丁度ピッタリ収まります。
音楽を聴かないときは前ポケットにイヤホンを入れます。
他にも小さなポケットが2カ所付いているので、
そのうちの一つにHP-P1の充電用USBケーブルを入れてあります。
ただ、このポーチに収納すると問題が1つ発生します。
HP-P1にイヤホンを繋いでからふたを閉めようとすると、
私が使っているイヤホンケーブルがストレートプラグのため、
ケーブルが蓋につっかえて閉まらなくなってしまうのです。
なので、↑ のようにL字プラグを別途に購入し、
ケーブルがポーチの横から出るようにしました。
今回は、なかなか良い買い物が出来たと自画自賛です。
サイズ的にもピッタリで、使い勝手の良いポーチを見つけることが出来ました。^^
このシリーズのラインナップには、本格的なカメラバッグも数多くあります。
なかなか使い勝手の良さそうなデザインのバッグがあったので、
近いうちに撮影機材+軽食が収納できる中型のリュックを物色しようと思っています。
]]>
オーグライン
http://muto2100.exblog.jp/21854845/
2014-04-21T21:00:00+09:00
2014-05-03T19:41:55+09:00
2014-04-21T21:00:39+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
今日はオーディオネタです。
皆さん、「オーグライン」という線材をご存じでしょうか?
英語で書くと「Aug-Line」で、「Au(金)」と「AG(銀)」の合金で出来た線材の事を指します。
設計・生産をしているのは武藤製作所です。
あ、私もmutoですが、全く関係ありませんので悪しからず。^^
この線材は、オーディオ用に開発されたもので、
イヤホンケーブルに用いると非常に良い音になると評判です。
なので、この度、愛用のHA-FX850に装着するべく、
イヤホンケーブルを購入した次第です。
オーグラインの蘊蓄については、こちらを参照するのが一番判りやすいです。
リンク先を一通り読んで頂けると判りますが、
多くの手間を掛けて、腐食のし難い最高品質の音質のケーブルに仕上げています。
そのため、線材自体の価格もそれなりに高価で、
たかがリケーブル程度の長さでも相応の価格になってしまいます。
そのため、今まで購入を躊躇してきましたが、
この度、より高品質な音を指向して、購入しました。
今回、購入したのは市販品ではなく、
ヤフオクに出品されているハンドメイド品です。
以前、ヤフオクで10pro用のケーブルを落札・購入したのですが、
そのケーブルの完成度がハンドメイドとは思えないほど高品質だったので、
今回も同じ方にお願いして作って頂きました。
気になる価格は送料200円込みで9,400円。
そこそこのイヤホンが1個買えてしまう価格ですね。
以前、10pro用に購入したケーブルはオーグラインではなかったので、この半額でした。
1諭吉弱となると、普通の人の感覚では簡単には手が出せない価格ですが、
私はすでにオーディオに関しては普通の感覚では無くなっているので、何とも感じません。
これでHA-FX850の音が向上するなら安いもんですね。はい。
ちなみに、ヤフオクに出品されているこのケーブル。
完成度はかなり高く、使い勝手は市販品を凌ぐ出来映えです。
プラグ・分岐・イヤーフック・スリーブ、全てが高品質で扱い易いです。
中でもとくに秀逸なのがイヤーフック。
良い感じに柔らかい癖が付いていて、耳に簡単に掛かります。
一度これを使ってしまうと、他のケーブルは使いたくなくなりますね。
ハンドメイドなのですぐには手に入りませんが、オススメの逸品です。
で、気になる音の変化はといいますと・・・
一言で言うと「煌びやか」になります。
中高音が粒立ちしてキラキラした感じですね。
一聴して違いがわかるレベルです。
聴いた瞬間「おぉ、これがオーグラインかぁ」と、思わずにやけちゃいましたから。
HA-FX850はダイナミック型なので、
BA型のUE900と比べると中高音の粒々感で負けていたのですが、
オーグラインにリケーブルすることによって解像感が上がり、対等になりました。
勿論、籠もり感など微塵も無く、高音がスーッと伸びていきます。
これは素晴らしい変化です。
低音については、量感が若干下がる代わりに張りが出ます。
元々HA-FX850は低音過多気味なので、良い感じにすっきりしますね。
音に締まりもあり、聴いていて気持ちが良いです。
そんなわけで、HA-FX850とオーグラインの相性は素晴らしく良いですね。
HA-FX850がワンランク上のイヤホンに変わりました。
オススメですよ、これ。
参考までに、写真には撮りませんでしたが、
オーグラインとUE900も接続して聴いてみましたが、
元々煌びやかなUE900の高音域が必要以上に強調されてしまい、
ちょっと疲れる音に変わってしまいました。
どうやらUE900については、解像感は十分なので、
銀線よりも銅線の方が相性が良いみたいですね。
実際、HA-FX850に付属していた銅線のケーブルをUE900に装着してみたら、
音が太くなって良い感じになりました。
なので、今度はUE900用として、
同じ方から銅線のケーブルを購入しようかなと考えています。]]>
UE900 その3
http://muto2100.exblog.jp/21601000/
2014-03-20T21:27:00+09:00
2014-05-05T14:49:30+09:00
2014-03-20T20:22:03+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
最近、HA-FX850ばかり取り上げていたので、
ここいらで、久しぶりにUE900についてレビューします。
UE900はUltimate Ears社(以後UE社)のBA型のイヤホンです。
左右それぞれに高音×1・中音×1・低音×2の計4基のBAドライバを搭載した、
UE社のコンシューマー向けのフラッグシップモデルです。
ちなみに、フラッグシップというと聞こえが良いですが、
これはあくまでもコンシューマー向けの最上位という意味で、
元々UE社はカスタムイヤホンで有名なメーカーなので、
「UE900が気に入ったら、次はカスタムも宜しく」という位置づけのイヤホンです。
カスタムと比較したらUE900なんて廉価機種扱いですね。
カスタムイヤホンの世界は奥が深いですから。
そんなわけで、UE900の向こう側には私が経験したことの無い世界が広がっています。
いつか私がその世界に足を踏み入れる日が来るのでしょうか?
さて、そんなUE900ですが、購入したのは10ヶ月ほど前のことです。
なので、今は購入時の興奮も冷めて、冷静かつ客観的に評価できます。
当時の価格は3.9諭吉。けっして安い買い物ではなかったので、
購入時はどうしても所有者の贔屓目が入りますからね。
で、改めてkakaku.com的に客観的な評価をすると、
デザイン:購入時5 → 現在3
高音の音質:5
中音の音質:5
低音の音質:3
フィット感:5
外音遮断性:5
音漏れ:5
満足度:4
っていう感じです。(5段階評価です。)
デザインが購入時と評価が変わっていますが、後で説明します。
まず、肝心の音についてですが、
中高音域については、UE900の解像感の高さと音のつぶつぶ感は、
聴いていてとても心地良いです。
音の輪郭がキリッとしているのに刺さる感じが皆無なので聴き疲れしません。
しかも高音域のヌケが良く、すーっと伸びていきます。
これはなかなか素晴らしいですね。BA型の長所が出ています。
ダイナミック型のHA-FX850では太刀打ちできません。
あと、音色がきちんと再生されている感じがしますね。
一つ一つの音が整然と並んでいて、美しく鳴ります。
4つのドライバから音が出ているのに、それを全く感じさせず一体感があります。
そういえば、旧機種のTripleFi.10(以後10Pro)も、音にまとまり感がありましたね。
その点は流石の老舗の味なんだと思います。
さらにUE900は、ボーカルがきちんと前に出てきて聴きやすいです。
10Proはボーカルが引っ込んでいるのが不満だったので、全然違います。
なので、UE900と10Proを聞き比べると、
「あれ?10proってこんなもんだったっけ?」とガッカリしてしまいます。
そんなわけで、UE900の中高音域の音質については私は非常に気に入っています。
ただ、その反面、低音の量については大いに不満があります。
低音用に2基のBAドライバを割り当てているのに、中高音に比べて絶対的な量が少ないのです。
質に関してはボワつきも無く、締まりがあって良い感じなので、
その点が本当に残念に感じてしまいます。
ところが、10ヶ月使い込んでいてUE900のある特徴(長所)に気づきました。
それは、UE900は “イコライザ耐性” が高いということです。
実は、UE900はiPhoneアプリなどのイコライザ機能を使って音を弄くっても、
破綻が少なく再生してくれるのです。
↑ iPhoneアプリのEQuで、低音域だけ持ち上げました。
低音の量感不足以外は何の不満も無いので、低音だけを単純に持ち上げています。
あと、超低音域はどうせ聞こえないのでカットしました。
これでバッチリです。
中高音に解像感とつぶつぶ感があり、しかも低音に厚みがあります。
元々低音用に2基のドライバを積んでいるわけですから、
低音については、これくらい持ち上げても無問題で、難なくこなしてくれます。
完全に私好みの音になりました。^^
そんなわけで、私はUE900はiPhoneとセットで使っています。
ケーブルにリモコン&ハンズフリー通話機能が付いているので、iPhone直差しです。
勿論、HP-P1を間に入れた方が音質は向上しますが、
そうするとリモコンが使えなくなるので、
HP-P1はiPod ClassicとHA-FX850の3点セットで使っています。
つまり、利便性と音質を両立させたいときはUE900、
ひたすら音質のみに拘るときはHP-P1+HA-FX850、と使い分けているわけです。
贅沢ですが、この使い分けはなかなか良い感じです。
UE900とHA-FX850には、それぞれの良さがありますから、
その時の気分で使い分けるのは、なかなか楽しかったりします。
UE900は味付けの薄いイヤホンですが、
味付けし易く、また味付けしても破綻しにくいイヤホンです。
そう考えると、iPhone直差しで使うには最適なイヤホンかもしれませんね。
↓ ただ、最近になって致命的な欠点が一つ出てきました。
なんということでしょう!
プレートの塗装が剥がれてきたのです。
先ほど、デザインを 5 → 3 としたのはこれが理由です。
3.9諭吉で購入したイヤホンが、
使い始めてたったの10ヶ月で塗装が剥がれるのは頂けませんね。
こういうのが許せない人は、このイヤホンは買っちゃダメです。
このまま使い続けたら、
来年の今頃はもっと剥がれて汚らしくなりますね。
何とかならないかなぁ、これ。]]>
HA-FX850 その3
http://muto2100.exblog.jp/21569681/
2014-03-15T22:24:00+09:00
2014-03-31T09:09:06+09:00
2014-03-15T21:10:56+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
今週末の関東地方は暖かな陽気に包まれていますが、
皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
きっと春を探しにあちこちに出掛けていたり、これから出掛ける予定な事でしょう。
かくいう私は、こういう好天の時に限って仕事に追われていたりします。
まぁ、普段の行いが悪いんでしょうね、きっと。
(^^;
ところで話は変わりますが、
excite blogには「記事ランキング」なる機能が付いていまして、
勝手に人気の記事top10を調べて表示してくれたりします。
このblogでは右下に表示されていますね。
で、3月15日現在の、このblogの人気記事ランキングは以下の通りです。
1 HA-FX850 その1
2 UE900 その1
3 HA-FX850 その2
4 UE900 リケーブル
5 UE900 その2
6 D7100 その2
7 英国ゴールデンレトリーバー
8 薄暮
9 日本一の共演
10 高原の秋 3
なぁんと、上位5位までがイヤホンネタです。
このblogは一応「犬&写真blog」なんですけど、
どうやら世間からはそう認知されていないようですね。
ということで、遊びに来て下さる方の要望にお応えしまして、今日はイヤホンネタです。
先日購入したVictor(JVC)のHA-FX850のエイジングがほぼ終わりましたので、
改めて音質レビューをさせて頂きます。
HA-FX850はVictorの「Woodシリーズ」のハイエンドモデルになります。
このシリーズは元々艶と暖か味のある音が評判でした。
私も初代:HP-FX500、二代目:HA-FX700と使ってきて、
その独特な艶のある響きがとても気に入っていました。
ただ、以前の記事にも書きましたが、FX700を使い込んでいくうちに、
また、多くのイヤホンを試聴・購入して聴き込んでいくうちに、
音に関して幾つかの不満が出てきたのです。
具体的には、低音は量が多く、輪郭がボケボケ。
中音の音色は悪くないけど、もわーんとした低音に支配されている。
高音は抜けが悪く、伸びがイマイチ。という感じで、
さらに個人的に最も気に入らなかったのが、ボーカルが引っ込んで聞こえるということでした。
FX700はクラシックに向いているという人がいますが、
個人的にはクラシックに向いているというよりも、
クラシックだと上記の欠点が目立たないということだと思います。
とくに高音の抜けの悪さは致命的で、
BA型のイヤホンと比較すると、膜が張ったような感じに聞こえます。
なのでFX700で聴くときは、これらの欠点を誤魔化すため、
iPodのイコライザを「Treble Booster」に設定したりもしていました。
そんなわけで、とくにBA型の10ProやUE900を購入してからは、
FX700の使用頻度は極端に少なくなっていましたね。
FX700を随分とこき下ろしていますが、FX850も基本的にはFX700と音の傾向は同じです。
「Woodシリーズ」独特の艶のある音ですが、低音過多で高音がもう一つ伸びません。
とはいっても、FX700と比べればかなり改善されています。
淀でFX850を試聴したときに「あ、これは全然違うや」と思いましたからね。
さらにエイジングが進んでいくうちに、全体的に音に張りも出てきました。
FX700と比べればFX850の方が音に締まりもあります。
なお、FX700で気になったボーカルが引っ込んでいる感じはFX850はありません。
出過ぎているわけでもなく、丁度良いですね。
ただ、改善されているといっても、
他のメーカーの同価格帯の製品と比較するとどうでしょうか。
やはり高音域はもう一つ伸びて欲しいし、低音は量を抑えて弾んで欲しいですね。
ということで登場したのが、以前にも紹介したFostexのHP-P1です。
HP-P1は元々解像度と密度の高い、かっちりした音を出してくれるのですが、
さらにゲインを最小に設定することによって低音が押さえられるので、
FX850の欠点がかなり改善されます。
HP-P1とFX850を組み合わせることによって、
元々音色が美しく艶があると定評の「Woodシリーズ」の音の解像度が上がって、
さらに高音がすーっと伸びていくのですから、これはかなり心地が良いです。
低音の量も多めではありますが、響きが豊かで締まりがあります。
これは個人的に相当気に入りましたね。大満足です。^^
なお、以前の記事ではFX850をリケーブルしていましたが、今は元に戻しています。
理由は、エイジングが進んだら音に張りが出てきて、リケーブルする必要がなくなったからです。
デフォルトで付いているケーブルは取り回しが良く、使い易いです。
ちなみに、BA型でクアッドドライバのUE900と比較すると、
正直なところ、中高音の解像感と伸びはUE900の方が上です。
UE900の音のつぶつぶ感は、好みが分かれますが捨てがたい魅力ですね。
ただ、UE900は低音が貧弱でスカスカで薄っぺらいです。
音の厚み、艶と張りに関してはFX850が圧勝です。
この辺は好みの問題でもありますが、
私的にはFX850の方がUE900よりもトータルで上だと思います。
UE900はフラット過ぎてつまらないんですよね。
折角低音用に2ドライバ搭載しているのに、あの低音にはちょっとガッカリです。
好みの音を得るには、EQuやUBiOのようなイコライザアプリに頼らなければなりません。
UE900はイコライザの耐性が高いので、調整しやすいのが救いですけどね。
オールジャンル楽しく聴くならFX850の方が良いでしょう。
そんなわけで、FX850は私の大のお気に入りのイヤホンとなりました。
今度こそ私のイヤホンスパイラルは終焉を迎えてくれそうです。
っていうか、いい加減、これで終わりにしないと写真機材が購入できません。
(^^;]]>
HA-FX850 その2
http://muto2100.exblog.jp/21526662/
2014-03-07T21:15:00+09:00
2014-03-31T09:04:07+09:00
2014-03-07T21:15:28+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
↑ クリックすると大きくなります。
昨日の続きです。
上の写真は iPod Classic+HP-P1+HA-FX850 の組み合わせです。
この組み合わせは相性バッチリですね。
HP-P1は以前このblogでも紹介しています。(記事その1・記事その2)
これを通すとiPodの仕事がデータの格納のみになるので、
音質、とりわけ解像感が大幅に向上します。
ただ、HP-P1のアンプは癖が無く、あっさりしているのが特徴で、
例えば、モニタライクなUE900をつなげると、お互いの特徴が重なってしまい、
解像感はあるけれども味気ない音になってしまいます。
なので、HP-P1とUE900を繋ぐときはiPhoneのアプリのUBiOを使って、
濃い目の味付けをして聴いていました。
ところがHA-FX850は元々濃い目の音なので、
あっさりカリカリなHP-P1とつなげると、良い感じに解像感が上がり、
しかも低音のボワつきが押さえられるわけです。
この組み合わせがなかなか素晴らしく、すっかり気に入ってしまいました。
これならUBiOは必要ありません。
っていうか、むしろUBiOを使ったら勿体ないですね、はい。
ただ、人間は欲張りな生き物でして、より低音に締まりが欲しいな、なんて思い、
ヤフオクで自作のiPod Classic用のUSBケーブルを購入しました。
このケーブルは純銀製なので、今までより抜けの良い音に変わるはずです。
ちなみに、落札価格は送料込みで3000円。
作りはご覧の通りで、自作とは思えない素晴らしい仕上がりです。
HP-P1に付属していた白いケーブルと比べると、全然違いますよね。
ケーブルの長さも丁度ピッタリでした。
肝心の使用感もまずまずです。
変化は微細ですが、音がすっきりしてくれました。
なお、HA-FX850はMMCXコネクタを使用していて、リケーブルが可能です。
つまりUE900とケーブルを共用できます。
なので、以前UE900用にヤフオクで購入した自作ケーブルを接続してみました。
このケーブルは銅線で、解像感はそれほど向上しないのですが、
芯が太く、伸びやかな音になるのが特徴です。
それが音の締まりと高音の伸びに貢献してくれています。
とりあえず、これで大分私好みの音に近づきました。
HP-P1+HA-FX850 の組み合わせは、オールジャンルOKの万能選手です。
量感豊かで艶があり、しかも解像感もあるという、理想的な音になってくれました。
\(^∇^)/ yatta-
ちなみに、HP-P1を作ったFOSTEXもHA-FX850を作ったVictorも日本の会社です。
何だか「日本のモノづくり」の底力を見た感じがして、とても嬉しいです。
もっとも、そんなこと言うのならiPodなんか使わずにWalkmanを使うべきですけどね。
(^^;
UE900の出番が激減してしまうのが勿体ないのですが、
しばらくはこの組み合わせで聴き込んでいこうと思います。
※ まだ購入したばかりで、50時間くらいしかエージングが進んでいないので、
1ヶ月ほど使い込んでから使用感を再度レビューします。]]>
HA-FX850 その1
http://muto2100.exblog.jp/21522480/
2014-03-06T21:59:00+09:00
2014-11-26T07:14:52+09:00
2014-03-06T21:59:02+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
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またしても物欲を抑えきれませんでした。
(^^;
新しいイヤホンを購入しました。
今回購入したのは、ビクター(JVC)のHA-FX850です。
先日の記事で「しばらくオーディオには散財しない」と決めていたのですが、
我慢できずに購入してしまいました。
このイヤホンは「Woodシリーズ」と呼ばれています。
樺の木を加工して振動板とハウジングに用いているのが特徴で、
その独特の艶のある音色が個人的にとても気に入っていて、
初代HP-FX500、2代目HA-FX700と愛用してきました。
その「Woodシリーズ」の最新作が2月下旬に4年ぶりに発売されたのです。
そりゃぁ、気になって、気になって夜も寝られませんよ。
このままでは睡眠不足で仕事に支障をきたしてしまうので、
仕事帰りに秋葉の淀に行って試聴してみたところ、納得の進化が認められたので、
即購入と相成りました。
ウチのカミさんは「またイヤホン? 何で? 何個目? 信じられない!」
と連呼して呆れていましたが、
「このイヤホンを購入しなかったら、気になって気になって、仕事が手に付かなくなって、
そのうち気が狂って、会社をクビになって、結果的に家族全員が不幸になる。
だから、自分のためでなく家族の幸せのために購入したのだ。」
と説明したら納得してくれました。(嘘)
今回発売された「Woodシリーズ」のイヤホンは、
HA-FX650、HA-FX750、HA-FX850の3種類です。
型番と形状から、FX650とFX750が、それぞれFX500、FX700の後継機になります。
そこに新たにFX850というラインナップを追加した感じですね。
肝心の音は3機種共に旧機種のFX500、FX700とは比べものになりません。
とくに旧機種で感じていた「こもり感」が無くなって、中高音がすっきりと伸びるようになりました。
新型を聴いた後にFX700を聴くと、膜が張ったような音に聞こえます。
↑ クリックすると大きくなります。
ちなみに、3機種を試聴した感想は、FX650<<<<FX750<FX850 ですね。
それぞれの価格が 1.9諭吉、2.9諭吉、3.9諭吉 なのですが、
FX650とFX750の間には、それなりに大きな差があるように感じました。
一方のFX750とFX850は差が小さいですね。
なので、人によってはより小型で安価なFX750の方に魅力を感じるかもしれません。
3機種の中ではFX850だけがリケーブル可なのですが、
そのため、MMCXコネクタが付いていて、大きくて重いです。
ただ、聞き比べると、やはり音はFX850の方が一枚上です。
ウッドユニットが一回り大きいこともあってか、中高音の艶と張りが違います。
「Woodシリーズ」の長所に、より磨きがかかった感じですね。
この差は決して無視できるレベルでは無いので、
今回はFX850を購入した次第です。
先代のHA-FX700はそれなりに評判の良いイヤホンで、
私も気に入っていたのですが、実は使い込んでいて二つの不満がありました。
一つ目は、中高音の「抜け」と「伸び」が足りなくて、こもった感じに聞こえること。
これは先にも述べましたが、新型になってかなり改善されました。
BA型の10proやUE900には敵いませんが、解像感も十分なレベルです。
二つ目が、低音過多でボワボワしていて締まりが無いこと。
これについては、新型ではボワつき感はある程度改善されました。
ただ、新型も相変わらずの低音過多なんですよね。
BA型の音に慣れている私の耳には、低音が支配的に感じます。
ドンシャリ好きの私が過多だというのだから、本当に過多なんですよ。
なので、実はFX850を試聴しての感想は「このイヤホンすげー!」とかではなくて、
「この低音過多を何とか改善出来れば、このイヤホンは相当良い感じに鳴るぞ」
という期待感でした。
元々、このシリーズは音の響きや艶に関しては文句なしでしたからね。
この欠点が改善されれば、私にとって最高のイヤホンになるかもしれません。
ということで、購入後、早速家に帰って工夫です。
あれこれと試行錯誤した結果、私好みの状態に持ち込むことに成功しました。
っていうか、低音のボワつき感を改善できる見込みが無ければ買いませんよね。
長くなりましたので、工夫については次回紹介します。]]>
HP-P1 その3
http://muto2100.exblog.jp/21171110/
2013-12-27T21:21:00+09:00
2014-03-07T17:42:31+09:00
2013-12-27T18:18:56+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
紅葉シリーズが一段落したので今日はオーディオネタです。
先日、自分へのご褒美にと購入したFostexのHP-P1。
色々と試行錯誤して、最終的にたどり着いたのが ↑ この組み合わせ。
iPhone5 + HP-P1 + UE900 です。
10cmのlightningUSBケーブル、1,680円もしちゃいましたよ。
(^^;
前回の記事では iPod classic + HP-P1 + UE900 の組み合わせで聴いていました。
この組み合わせは解像感が高く、フラットで良質な音楽を再生してくれるのですが、
HP-P1とUE900はともにモニター指向の音なので、優等生過ぎてもう一つ面白くありません。
で、ちょっと味付けを買えようと思い、
↓ こんな感じで、HP-P1にD5 Hjを追加して3段重ねにしましたが、
これだと携帯性が犠牲になるのでポタアンとしてはNG。
さらに、D5 Hjを加えると確かに音に元気は出ますが、変化自体はそれほど大きくはなく、
むしろアンプを外付けにすることで解像感が損なわてしまうのでNG。
結局、ダブルでNGなので、あの企画はボツになりました。
HP-P1 + UE900 のフラットでクールな音に低音の厚みと高音の艶を加えるには、
イコライザを利用するのが手っ取り早いのですが、
iPod classicのイコライザは、どれを選んでも音が歪むので使えません。
我が家ではapple社の製品は、
iPod nano、iPod Classic、iPhone4、iPhone4s、iPhone5、iPad2、iPad air
の7種類を使っていますが、何故かiPod Classicだけがイコライザを使うと音が歪みます。
他は歪みませんが、Classicだけが歪みます。
理由はわかりませんが、iPod Classicのイコライザは基本的に使い物になりません。
これはiPod Classicの最大の欠点だと思っています。
iPod Classicはロスレスで音楽を大量に入れられるのが魅力ですが、
そんなわけでiPod Classicには見切りを付けて、
iPhone5を繋いでUbiOで音楽を再生してみたら、なかなか良い感じになりました。
UBiOはiPhoneやiPod touchで音楽を再生するアプリで、
デフォルトの音楽アプリで再生するよりも艶と張りのある音を再生してくれます。
以前にも、このblogで紹介しており、iPhone5直差しで音楽を聴くときに常用していましたが、
実は今年の9月に大幅なアップデートがありました。
↑ の画面の上部にグレーで「ultimate ears UE 900」と記載されているのが判りますでしょうか?
これが9月のアップデートで新しく搭載された機能で、
使用するイヤホンを指定することによって、
イヤホン毎に最適なチューニングで再生出来るようになったのです。
設定は簡単です。
↑↓ こんな風にメーカーと型番を選べばUBiOの方で勝手に設定してくれます。
勿論、リストに載っていないイヤホンは選べませんが、
幸い、私が所有しているUE900、10Pro、HA-FX700、QC20i、MIE2は、
全てリストに載っていました。
音の専門家がそのイヤホンが最適に鳴るように調整しているわけですから、
私のクソ耳で音楽を聴きながら手動で設定するより簡単かつ正確です。
さらに、UBiOで最適化された音をデジタルで取り出して、
HP-P1でアナログ変換&増幅するわけですから、
iPhone直差しでUBiOで聴いていた音が、さらに一皮むけて再生されるのです。
ちょっと派手目な音ではありますが、これがなかなか良い感じで、
個人的にはとても気に入りました。^^
こういう記事を書くと、
「折角の素材の良い音を、イコライザアプリなんかで味付けしちゃって勿体ない」
と思われるかもしれませんが、良いものは良いのです。
例えば、高級な和牛の霜降り肉は素材が良いから、
軽く塩こしょうを振って焼けば、それで十分美味しいですし、
単に素材の味を楽しむだけなら、それが一番なのかもしれませんが、
その高級肉を焼き肉のたれに漬けて焼いても、かなり美味しいですよね。
叙々苑の焼き肉みたいなもんです。
食べたこと無いですけど。(^^;
または、以前、ちょっと敷居の高い和食屋に行ったときに天然の車エビの天ぷらが出てきて、
「このエビは素材の味を楽しんで貰いたいから抹茶塩で食べてくれ」
と店主に言われて食べたことがありますが、
その時に「美味しいけど、やっぱり天ぷらは天つゆで食べたいな」と思いました。
そんな感じです。
良い食材は味付けの濃い調理をして食べても美味しいのです。
私はそう結論づけました。
ちなみに、写真のHP-P1とiPhone5はゴムバンドで留めていませんが、
実際にこの状態で使っています。
ゴムバンドで留めるとiPhoneの操作がしづらくなりますし、
音楽を聴かないときはiPhoneはHP-P1から外していますので、この方が便利なのです。
重ねてコートのポケットに入れて持ち歩く分には、この状態で全く問題ありません。
なお、HP-P1のみにゴムバンドを2本掛けているのは、滑り止めと傷防止のためです。
本当は、iPod classicでUBiOが使えれば最高だったんですけどね。
現状ではUBiOが使えるのはiPhoneとiPod touchだけですから、
この状態で使い続けていこうと思います。
・・・・・・
ポータブルオーディオについては色々と試行錯誤してきましたが、
とりあえずは私の満足する状態になりましたので、これで一区切りです。
っていうか、散財が止まらないので一区切りにしたいです。
(^^;]]>
HP-P1 その2
http://muto2100.exblog.jp/21106946/
2013-12-19T07:30:00+09:00
2014-03-10T07:16:58+09:00
2013-12-17T22:44:50+09:00
muto2100
ポータブルオーディオ
前回の続きです。
今日は「HP-P1」の使用感についてレポートします。
HP-P1をiPod Classicに接続するのはいたって簡単です。
↑ みたいに、付属の白いドックケーブルを繋ぐだけです。
で、HP-P1にUE900を繋いで再生すると、解像感が大幅に向上しているのが判ります。
再生される音の一つ一つにつぶつぶ感があり、
緻密な音楽情報が洪水になって押し寄せてくるような感じです。
食べ物に例えると、作りたての老舗の辛子明太子みたいな食感と味ですね。
余計判らなくなっちゃったかな?(^^;
とにかく、思わずニヤけちゃうくらい良い音がします。
HP-P1に内蔵されているDACは旭化成エレクトロニクス社製の「AK4480」というやつで、
技術的な詳しいことは判りませんが、かなりの優れものだそうです。
D5 Hjに内臓されているDACも旭化成エレクトロニクス社製のものらしいですが、
解像感はHP-P1の方が上だと感じます。
ただ、DACに関してはどちらも優秀で、文句の付けようが無いですね。
ちなみに、D5 HjはPC接続でしかDAC機能を使えないのに対し、
HP-P1はiPodやiPhone用に特化しているポタアンなので、PCには接続できません。
なので、2つのポタアンはPC用にD5 Hj、iPod用にHP-P1と使い分けることができます。
これもHP-P1を購入した理由の一つだったりします。
次にHP-P1のアンプ部についてですが、
簡単に言うと、無味無臭であっさり味です。
ドンシャリ好きな人や、こってり好きな人は物足りなく感じるかもしれませんね。
私はドンシャリ好きなので、最初はもうちょっと音に厚みが欲しいと感じましたが、
聴き込んでいくうちにこんなもんかな、と思うようになりました。
基本的に解像感がすんごくて、高音がぴしーっと伸びていくので、聴いていて疲れそうですが、
刺さる感じは無いので聴き疲れはしないです。
中音はあくまでも原音通りにきちんと整列していて文句無し。
低音は量は多くありませんが弾力があります。
私が愛用しているUE900はバランス重視のイヤホンなので、
同じ性質のHP-P1と組み合わせると相乗効果でかなりモニタライクな音になりました。
あと、HP-P1は使うイヤホンの癖が如実に表れます。
BA型のUE900では低音の沈み込みがもう一歩だなと思い、
ダイナミック型のHA-FX700に換えて聴くと、
高音の伸びがイマイチで低音に締まりのないHA-FX700の悪い部分がはっきりと判ります。
次にTriple.Fi10(10pro)に換えると中音が引っ込んでモコモコ聴こえてきて、
さらにQuietConfort20iに換えると、解像感に乏しい、中庸でつまらない音が聴こえてきます。
iPhone+UBiOで聴いていたときはそれぞれのイヤホンで大差は感じなかったので、
これは私にとってちょっとした驚きでした。
どうやらHP-P1は、イヤホンの素の性能を教えてくれるポタアンみたいですね。
で、結局UE900がベストという結論になり、UE900を常用しています。
でも、HP-P1+UE900だと、少しあっさりし過ぎなんですよね。
元々UE900は低音の沈み込みが足りないので、
個人的には、音にもうちょっと張りというか、厚みが欲しくて、
何とかならないかなぁと思って、ある方法を思いつきました。
↑↓ ある方法とはこれ。3段重ねです。
これだと、iPod Classicからデジタルデータを取り出してHP-P1でアナログデータに変換し、
それをD5 Hjに送って増幅してUE900で再生する形になります。
HP-P1でアナログ変換した解像度の高い良質の音を元気の良いD5 Hjで増幅するので、
綺麗な音色のまま、音に厚みが出てくれました。
ヽ( ^∀^)ノ
ただ、これだとちょっと嵩張りますねぇ。
私の使っているゴムバンドでは3段はまとめきれないので、とりあえずの重ね置きです。
これを持ち運びする気はちょっと起きませんので、
3段はPCの前でRAW現像やblogの記事を書いている時限定で聴いています。
普通に持ち運びながら聴く分にはiPod+HP-P1で十分ですからね。
今の音に飽きてきたら、低音に厚みのあるアンプを探して接続します。
最後にHP-P1の秀逸な点と残念な点を2点ずつ紹介します。
まず、秀逸な2点ですが。
1つ目はHP-P1はポップノイズが鳴りません。
ポップノイズというのは、電源を入れたときに「ぷつっ」と鳴る不快な音のことですが、
これが鳴らないように設計されています。
2つ目は、HP-P1に充電用のケーブルを挿すと、接続しているiPodも一緒に充電してくれます。
両方を同時に充電するのって結構面倒なので、とても助かります。
どちらも直接音質には影響することではありませんが、
使用感の優劣に直結する大切な要素です。
こういう所をきちんと作り込んでいるあたりは好感が持てますね。^^
次に、残念な2点を紹介します。
1つ目は、HP-P1とApple社製品を繋ぐと電源のon/offと再生/ポーズが同期するらしいのですが、
iPod Classicではうまく同期しませんでした。
同期してくれれば便利だったんですけどね。カタログにちょっと騙された感じです。
2つ目は、1回の充電で再生できる時間が約7時間と短いこと。
デジタルとアナログの違いはありますが、D5 Hjが30時間以上再生できることを考えると、
せめて10時間くらいは再生できて欲しかったですね。
DACやポタアンはまだまだニッチな市場なので価格が高く、
ある程度の機材を一通り揃えるには10万円以上の出費を強いられます。
ちなみに上記の3段セットに私が払った金額は約12.5万円。
D5 Hjを抜きにしても10万円以上かかります。
ちょっと気軽に買える金額じゃないですよね。
散財ばかりしていると写真機材が買えなくなるので、
オーディオに関しては、これでしばらくは控えようと思っています。
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