2020年 05月 13日
奥四万湖
Nikon D750 + AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
奥四万湖_f0018464_08403718.jpg
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今日も千葉県地方は素晴らしい陽気です。
これでコロナ騒動さえ無ければ
何処かに撮影旅行に出かけるのになぁ
と思って気付いたのが
コロナが無ければ平日なので
普通に仕事しているんですよね。

つまり、どっちにしろ撮影は不可です。
(^^;


閑話休題。
今日は2017年のGWに撮った奥四万湖の新緑風景です。
奥四万湖は群馬県吾妻郡中之条町にあります。
この湖は人造湖なのですが、独特な青い色の水が特徴で
「四万ブルー」なんて呼ばれています。
何で青いのかは、よく判っていないそうですよ。

奥四万湖は春になると
雪解け水を貯めるので水位が上がります。
そのため、湖にある「浮島」という小島が水没し
浮島に生えている木々が水没林となって
ちょっと面白い景観を生み出します。

木々に新芽が生えてからダムの水を放流するまで
おおよそ2週間くらいでしょうか。
GW~5月中旬の時期にしか見られない風景です。




奥四万湖_f0018464_08403779.jpg
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今日UPした写真は、3年前にも紹介していますが
「新緑と四万ブルー」というテーマで撮ってきたため
RAW現像時にそれが頭から離れず
影響されたレタッチをしてしまいました。

その時の記事がこちらです。

比べると判りますが
新緑であることを強調したくて
また、四万ブルーを綺麗に出したくて
色をあれこれといじくった結果
変な色味の写真に仕上がっています。

奥四万湖_f0018464_09573355.jpg
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それでも当時は
試行錯誤したうえでの完成品なので
これがベストだと思っていたのですが
こうして日を改めて見ると不自然ですよね。

試行錯誤しているうちに
私の色彩感覚が狂ってしまったのでしょう。
(^^;

奥四万湖_f0018464_08403676.jpg
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ちなみに、今日UPした写真は
色に関しては何もいじっていません。
露出とコントラストだけを調整しています。

つまり、これが本来の奥四万湖なのです。
元々が美しい風景なんですから
素材を生かしてRAW現像すれば良いんです。

料理で例えると
美味しい魚料理を作ろうと旬の食材を入手して
あれこれ手を加えたら
結果的に美味しくない料理が出来て
これなら刺身で食べた方が良かったよね。
みたいな感じですかね。

今回は大いに反省しました。

奥四万湖_f0018464_08403775.jpg

水没林は山形県の白川ダム湖が有名です。
ネットで「白川ダム湖 水没林」と検索すると
すんごい写真が沢山出てきます。

私も数年前から目を付けていて
今年こそは訪問しようと計画していたのですが
この状況なので断念しました。

山形県といっても南西部なので
家から車で4時間半で行くことが出来ます。
ちょっと遠いけど十分行動範囲内ですね。
道中で裏磐梯の近くを通るので
裏磐梯の湖沼撮影も絡めた
2泊3日程度の撮影旅行を計画していました。

裏磐梯は昨秋も台風で訪問が流れました。
一昨年の秋に訪問して、とても良い所だったので
必ず再訪しようと心に決めて早1年半。

裏磐梯は縁が無いのかなぁ・・・
と、最近思い始めています。
 


by muto2100 | 2020-05-13 09:28 | Comments(0)


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