2020年 01月 28日
D780
Nikon D40 + AF-S VR Micro Nikkor 105mm F2.8G
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前回の記事で告知していましたが
ボディを新調しました。

今回購入したのはD780です。




 
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私が今まで使ってきたデジ一眼レフは、購入順に
D50、D200、D300、D40、D7100、D750 の6台です。
先日まで現役だったD750は、2015年9月に購入しています。

2013年まではAPS-Cのデジタル一眼レフを使っていましたが
風景写真を撮るに際して描写に不満が出始めたこともあり
D750はフルサイズに移行した最初のデジタル一眼レフでした。

見た目がちょっとチープなのがナニでしたが
D750は大変使い易いカメラでしたね。
4年4か月に渡って私と一緒に日本のあちこちに出かけて
多くの風景を切り取ってきました。

ただ、使っていくうちに、連写時の息切れとか
SSが1/4000秒であることや、AFの性能等々
色々と不満が出てきたのも事実でした。


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そんな中で1月7日に発表されたD780は
D750ユーザーの私が不満に思っていた部分の多くが
改善された素晴らしいカメラでした。

連写は秒7枚で、14bitロスレス圧縮RAWで連続68枚。
SSは1/8000秒~900秒。
裏面照射型センサーで高感度に強く
LV撮影時のAFが劇的に進化しています。
見た目のチープさもなくなり
所有欲を満たすカメラとして登場しました。

「これは買い替えっしょ」
と、D780の発表時は即座に思いましたが
冷静になって考えると、20万円以上出すのなら
他にも選択肢があります。

<選択肢1>
この際だからミラーレス(Z6)に移行する。

<選択肢2>
D850の中古を購入する。

この2つの選択肢とD780購入と
どれが私にとってベストな買い物か思案しました。


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まず<選択肢1>ですが
これはすぐに却下となりました。

理由は「まだ時期尚早」と判断したからです。
ミラーレスの優位性はよく判っていますが
Nikonのミラーレス機は、まだ改善の余地があります。

例えば、私は風景の撮影中に
頻繁にレンズを交換するのですが
Z6はレンズを外すとセンサーがむき出しになります。
あれはちょっと怖いですね。
風の強いときなんか、レンズ交換が躊躇われます。

また、電子ビューファインダーも
かなり頑張っているのは判りますが
私にとっては使い辛いです。
また、電池の消耗が早いのもNGです。

記憶媒体もSDカードではなく、高価なXQDカードで
しかもシングルスロットです。
今まで使ってきたSDカードが使えなくなるのは
大きなマイナスです。

筐体が小さいことは正義ですが
小さ過ぎても使いにくいです。

Zマウントになって
レンズの性能が上がっているのは判っていますが
Zマウントのレンズは総じて高価です。
しかも、レンズラインナップは不十分ですし
中古品の流通量はまだ少ないです。

いずれミラーレスに移行する日が来るとは思いますが
それは今ではないな、というのが私の結論です。


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次に<選択肢2>ですが
実は、これはかな~り迷いました。
めっちゃ悩みました。
購入ぎりぎりまで悩み、迷いました。

今回、私はマップカメラで購入したのですが
マップカメラに中古良品のD850が置いてあって
この日は5%引きのキャンペーンをやっていて
23万円ちょいという価格提示を受けました。

D780は初値での購入なので24万7千5百円。
中古のD850の方が1万7千円も安いんです。
さらにD850だとポイントも1万ほど付きますので
実質2万7千円くらい安いんです。
D780は新製品なのでポイント付きませんので。

しかもMapCameraの1年保証付き。
外観は傷もなく、新品同様に見えます。

これはD850の方が良いかな、と思い
一度は「このD850を買います」と店員さんに伝え
取り置きをしてもらいました。
そして下取りに出すD750の査定をして貰っている
1時間半の間に、近くのヨドバシカメラに行って
D850とD780の展示品をいじり倒して
最終的に今回はD780の方が良いと判断して
土壇場でD780を購入しました。

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私がD780を選んだ理由は
D850に大きな不満があったわけではありません。
D780の方が私の撮影スタイルに合っている
と判断したからです。

実際に操作してみると
D780は本当によくできたカメラなんです。
操作系統はD750とほぼ同じなので
迷うことがありませんし
何よりも全ての操作が軽快でキビキビしています。

ファインダーを覗いて撮影する際の
AFエリアが狭いのが相変わらずで
ここがD780の一番の不満点になりますが
合焦の精度と速さはD750よりも確実に向上しています。
あと、ライブビュー(以下LV)での撮影が
本当に便利になりましたね。
モニタを指でポチると速やかにそこに合焦して
パチリと撮影してくれますし
LVであればAFエリアが画面全体になるので
エリアの狭さが気になりません。
ミラーレス機のノウハウを一眼に導入した機能ですが
LVでの撮影は、今後風景写真を撮るときに
大活躍してくれそうです。

あと、D780のレリーズの感触と音は
個人的に好みのものでした。
ミラーバランサーを搭載しているので
レリーズショックは随分と軽減されています。


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D850は、勿論素晴らしいカメラです。
風景写真家にとって最終兵器となりうるカメラであり
性能的にケチの付けようがないのですが
私にはちょいと大き過ぎました。
ここでいう大きさとは、物理的な大きさと
画像ファイルの2点です。

物理的な大きさについては、最初は
「これくらいは我慢できるかな」
とも思ったのですが
ヨドバシカメラでいじっているうちに
「やっぱり大きいなぁ・・・」
と感じるようになりました。

っていうか
D780がちょうど手頃な大きさなんですよね。
外観が精悍になったD780と比較すると
D850は全体的にボテっとしていて野暮ったく
使い辛く感じました。

また、D850の4500万画素センサーは
写った画像の解像度は凄いのかもしれませんが
写真は解像感が全てではありません。
階調表現や色乗りといった色彩再現力も重要です。
その点、D780は画素数を抑えていることから
暗部に強く、色彩表現に長けていることが期待できます。
さらには、PCへの負担も考えると
2400万画素くらいが丁度良いのではないでしょうか。

少なくとも、A3ノビ程度のプリントであれば
2400万画素もあれば必要十分ですからね。

今回は本当に悩みに悩んだ末の
D780購入となりました。

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D780は、おそらくは私が購入する
最後のデジタル一眼レフになるでしょう。

Zマウントのレンズは画質面で明らかに
Fマウントのレンズよりも優れていますので
何年後になるか分かりませんが
次にボディを購入するときはレンズも処分して
ミラーレスに移行するでしょう。

そのミラーレスへ移行するまでの繋ぎとして
私の撮影スタイルを考えると
D780はベストな選択だと思っています。

カメラそのものの質感も
D750とは比べ物にならないくらい良くなったので
初値で購入はちょいとお高いですが
今回は良い買い物ができたと思っています。

値段の高かった分はNikonへのお布施ですね。
Nikonさん、今後も末永く宜しくお願いします。

<( _ _ )>


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最後に、気になっている人がいると思いますので
雑誌の提灯記事やblogなどに記載されていない情報を一つ。

私はベルボン社の三脚・雲台を使っているのですが
ベルボン社のクイックシューは
D750だと装着するとバッテリカバーに干渉するため
クイックシューを外さないと
バッテリー交換ができなかったのですが
D780だと ↑ 御覧の通りで干渉しないので
クイックシューを付けたままバッテリー交換ができます。
これは有難いですね。

ただ、D780は何故かバッテリーカバーが
とてもとても外し難いです。
私は爪が短いので指で外せません。
外す際には、身近にある何か尖ったものを使って
引っ掛けて開けています。

もっとも、USB-C端子が付いたお陰で
いちいちバッテリーを取り出さなくても
D780の内部で直充電できるようになったので
D750の時ほどカバーを開ける機会は
多くないかもしれません。


本当の使い勝手や肝心の画質については
撮影していく中で判ることも多いので
気づいたことがあり次第
追ってこのblogで報告していきます。

長くなりましたので、今日はこの辺で。
 


by muto2100 | 2020-01-28 17:26 | アイテム帳 | Comments(0)


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