2019年 12月 10日
久津間海岸 1
Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
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今日から新シリーズです。

前回の記事でアクアラインの夕景の写真を紹介しましたが
数日後に木更津を再訪しました。




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今日UPした写真の海は「久津間海岸」といいます。
実は前回のアクアライン訪問はついでであって
目当てはここだったのです。
前回訪問時は撮影に適した状況ではなかったので
近くにあるアクアラインの撮影に切り替えた次第です。

木更津の海は、盤州(ばんす)干潟と呼ばれる
広大な干潟に占められていて
海苔や潮干狩りで有名な所なのですが
密猟者を見張るための監視塔が海中に立っていて
そこに電気を送るための電柱が立ち並んでいます。
その景観が独特なため
ちょっとした撮影スポットとして人気を集めています。

ただ、現在では監視塔は使われなくなってしまい
電柱や監視塔の老朽化のため
その中の幾つかはすでに撤去されてしまいました。

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元々はアクアラインの南側に位置する金田海岸・久津間海岸・江川海岸の3か所と
北側の牛込海岸の計4か所に電柱が立っていたのですが
老朽化のため金田海岸の電柱が5年ほど前に撤去され
今秋の台風の影響で江川海岸の電柱が9月に撤去されてしまいました。

牛込海岸はロケーション的にイマイチなので
今となってはフォトジェニックな被写体は
久津間海岸の1か所だけになってしまったのです。

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ただ、この久津間海岸の電柱も
老朽化を理由にいつ撤去されるかわからない状態です。

観光資源として残すつもりなら
最も知名度の高い江川海岸の電柱を撤去するわけはないので
木更津市としては、残すつもりはないようです。
なので、久津間海岸の電柱も、おそらくはここ1・2年のうちに
安全を理由に撤去されてしまうのではないでしょうか。

そんなわけで
いつ観られなくなるかわからない久津間海岸の電柱は
冬場の最重要被写体として
今冬は何度も訪問して撮影しようと決めています。

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果たして現地入りすると、この日は雲一つない快晴の好条件。
満潮が14時、干潮が20時ということで
丁度夕暮れ時にベストな条件になります。
風も穏やかで、これなら綺麗な水鏡が現れてくれそうです。

前回のロケハンで落陽の位置も確認済みです。
昼過ぎに現地入りして適当な場所に三脚を立てて
のんびりとその時を待ちました。

そんなわけで、今日から久津間海岸シリーズです。
お付き合いくださいませ。
 


by muto2100 | 2019-12-10 21:47 | 風景・千葉 | Comments(0)


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