2016年 01月 16日
神磯の鳥居 5
Nikon D750 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
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題:「 日本の夜明け 」

前回の続きです。
これが私が撮りたかった写真です。
神磯の鳥居の上に燦然と輝く太陽を配し、
日本の夜明けらしい、希望に満ち満ちた1枚を撮る事ができました。

(^0^)V イエーイ!

この日は波が穏やかだったので、もう一つ迫力に欠けてしまいましたが、
雰囲気は出てくれたと思います。
自己採点で85点ですね。

ちなみに、この日は30人ほどのカメラマンが集結していましたが、
私がこの写真を撮っているときは、2・3人しか残っていませんでした。
勿体ないですねぇ~。




 
topの写真はEV1.0ステップでABK9枚連射して、
Photomatix Pro5.0に取り込んで露出合成しています。

↓ 参考までに、ABKで撮った9枚の写真を紹介します。
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EV:-8.0、SS:1/4000秒

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EV:-7.0、SS:1/2500秒

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EV:-6.0、SS:1/1250秒

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EV:-5.0、SS:1/640秒

f0018464_20565779.jpg
EV:-4.0、SS:1/320秒

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EV:-3.0、SS:1/160秒

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EV:-2.0、SS:1/80秒

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EV:-1.0、SS:1/40秒

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EV:0.0、SS:1/20秒

こうやってみると、随分とアンダーに撮っていることが判ると思います。
ただ、これくらいアンダーに撮って合成しないと、
太陽が大きくなってしまい、写真に締りがなくなっちゃうのです。
topの完成画像を見ると、太陽が小さくキラッと輝いていますよね。
あれを表現したかったのです。

前回の記事で二度目の訪問時はND16フィルターを装着して撮影したと書きましたが、
これは合成写真の元画像を露出アンダーに撮るためだったのです。
topの写真はF13まで絞り込んでいますが、
それでも太陽光があまりにも明るすぎるために、NDフィルターを装着しないと、
D750の最速SS:1/4000秒では要求通りに撮る事が出来ないのです。
もっと絞り込んだり、感度を下げたりすればアンダーに撮る事ができますが、
それでは画質が低下してしまいますからね。


↓ 参考までに、これがNDフィルターを装着しなかった失敗写真です。
1度目の訪問時に撮りました。
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この写真は、2つのミスを犯しています。

一つ目は、適当に構図を決めた為、太陽が鳥居より少しだけ右寄りになってしまった事。
まぁ、これは私が馬鹿なんです。
言い訳すると、太陽が眩しかったんです。直視できなかったんです。
それだけです。はい。

そして、二つ目が露出オーバーで太陽が大きくなりすぎてしまった事です。
topと比べるとよく判りますが、太陽が大きすぎて何だか野暮ったいですよね。
これは頂けません。

ただ、露出に関しては、私もこの撮影法は今までに何度も試みていますから、
今回も、その経験を踏まえて適正な設定で撮影していました。
っていうか、適正なつもりで撮影しました。

では、何で失敗したのでしょうか?

↓ 合成した9枚の写真です。
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判りましたか?
最初の4枚が全く同じ画像ですよね。

9枚の写真のうち、最初の4枚はEV-6.0~EV-3.0で撮っているのですが、
実は、SSがすべて1/4000秒なんです。
つまり、これ以上速いスピードでシャッターが切れないため、
最初の4枚が皆EV-3.0相当で撮られしまっているのです。
これでは、理想通りの合成はできませんよね。
露出アンダーで太陽がぽちっとなっただけの写真も撮っておかないと、
合成しても、あのキリっとした太陽は表現できないのです。

帰宅後、PCに画像を落として初めてきちんと撮れていない事に気づいたのですが、
現地で気づかなかった事が悔しかったので、
後日、NDフィルターを片手に再訪した次第です。
試行錯誤しましたが、今回は良い勉強になりました。

ABK機能を用いてのHDR合成は、私の風景撮影には欠かせない技術の一つです。
とくに海の撮影では、合成することによって波がきめ細かい感じになり、
個人的にとても気に入っています。
今後も技を磨きながら、積極的に取り入れていきたいと思います。

by muto2100 | 2016-01-16 21:44 | HDR-image | Comments(0)


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