2015年 02月 28日
屏風ヶ浦 2
Nikon D7100 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G
f0018464_19583766.jpg
↑ クリックすると大きくなります。

前回の続きです。
これが屏風ヶ浦の夕景です。

何処までも続く断崖絶壁と打ち寄せる波。
夕陽と夕陽に染まった薄雲達が、情感を盛り上げてくれています。
これが私が撮りたかった屏風ヶ浦です。
納得・会心の出来映えですね。
銚子は結構遠いけど、行って良かった~。

( ̄▽ ̄)V イエーイ!

これだから風景写真は辞められないのです。

ちなみに、等倍画像はこちらです。
機材の作例にどうぞ。



 
今回は明暗差の激しいシチュエーションだったので、
オートブラケティング機能(以下ABK機能)を使って露出を変えて複数枚撮り、
専用のソフトで合成しています。

今回はEV1.0ステップでEV-6.0~EV+3.0まで10枚撮って合成しました。

↓ これが撮影した10枚の画像です。
f0018464_2010484.jpg
EV-6.0

f0018464_20101294.jpg
EV-5.0

f0018464_2010177.jpg
EV-4.0

f0018464_20102462.jpg
EV-3.0

f0018464_20103277.jpg
EV-2.0

f0018464_20103957.jpg
EV-1.0

f0018464_20104533.jpg
EV0.0

f0018464_2010562.jpg
EV+1.0

f0018464_2011253.jpg
EV+2.0

f0018464_2011993.jpg
EV+3.0

10枚を眺めると、随分と露出アンダーに撮っているなと思われるかもしれませんが、
これには理由があって、これくらいアンダーに撮らないと、
太陽の周辺が白とびしてしまって、丸い輪郭が残らないのです。
太陽が小さくはっきり映った方が美しいですからね。
どのくらいの露出で撮ると良い感じに仕上がるかは毎回手探りです。
この辺は、何年も掛けて試行錯誤を繰り返して現在に至っています。

なお、D7100ユーザーの方は ↑ の10枚の写真をみておかしいことに気づきましたか?
はい。実はD7100のABK機能は5枚までしか連写できないのです。
ここはハードウェアの問題なので、何でこんな制限を設けているのか不思議でなりません。

今回はあまりにも明暗差が大きすぎて5段階では全く足りませんので、
まずはEV-6.0~-2.0で5枚連写して、
すぐにそのままカメラの露出を変えて、EV-1.0~+3.0で5枚連写しました。
太陽は刻一刻と動いていますから、
カメラが動かないように気を遣いながら、素早く設定を変えないといけません。
ちょっと面倒でしたね。


↓ で、これらをPhotomatix Pro4.2に取り込んでHDR合成したのがこちらの画像です。
f0018464_20294016.jpg

ちょいと眠い感じで不自然ですが、これくらいで良いのです。
これをSilkypix DS Pro5に取り込んでレタッチです。
露出・色・コントラスト・WB等々、微調整しまくって本物らしく仕上げます。
最後にデジタルシフトを入れて、広角の歪みを緩和させて完成です。

ちなみに、これだけの大がかりなレタッチを入れるので、
Photomatixで合成した画像はJpegではなく、Tiffで出力しています。


この手法は、このblogに昔から遊びに来て下さっている方にはお馴染みとなっています。
私が何年も掛けて研究している撮影法です。
いくらダイナミックレンジの広いフルサイズでも、
今回のシチュエーションでは普通に撮ったらまともな写真にはなりません。
なので、私は美しい風景写真を撮る上で、
ABK撮影によるHDR合成は必須の技術だと思っております。

HDR加工は邪道だと考えるカメラマンの方もいて、
フォトコンの中にはHDR加工した作品はNGなものもありますけどね。
(^^;

by muto2100 | 2015-02-28 20:44 | HDR-image | Comments(0)


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