2014年 06月 02日
小貝川ふれあい公園 3
Nikon D7100 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G
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題:「 浄土の夜明け 」

昨日の続きです。
三脚を高く設置して、俯瞰するようなアングルでパチリ。
インパクトは昨日の写真の方がありますが、これも悪くないですね。^^

この写真をぱっと見て、
いつものABK5枚連写のHDR合成かと思われたかもしれませんが、
実は、今回はHDR加工をしていますが、5枚連写はしておりません。
今日はその辺の加工についてお話しします。



 
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↑ まずは元画像です。

撮影データは、ISO100、F16、EV2.7で、SS:30秒。
つまり、撮影時はかなーり暗かったのです。
懐中電灯を使わないと、何処に何があるかも判らないくらいの暗さです。
ただ、霧が沈み込んだ静謐な雰囲気の写真は、黎明の時間帯でないと撮れませんからね。
他の爺様方が、まだ真っ暗ということで撮影前のお喋りをしている中で、
私一人が本番モードです。

D7100は通常の撮影モードでの最長SSが30秒ですから、
この状況ではABK5枚連写はちょっとつらいです。
ストップウオッチ片手にバルブ撮影をすれば何とかなるかもしれませんが、
刻一刻と明るさが変化していく中で長時間露光の段階露出をして撮るのは相当に面倒です。
なので、今回は1枚の画像からHDR加工する方法を用いました。

まずは、この元画像をSilkypix DS Pro5に取り込んで、露出だけを変えて現像します。

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↑ EV-2.0(EV+0.7)

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↑ EV-1.0(EV+1.7)

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↑ EV+1.0(EV+3.7)

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↑ EV+2.0(EV+4.7)

この4枚と先の元画像をPhotomatix Pro4.2に取り込んでHDR合成します。

↓ 合成したのがこれです。
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コントラストが低く、ちょいと眠たい感じですが、
この後レタッチで追い込むには、このくらいが丁度良いのです。

で、画像の劣化をなるべく少なくするために、これをTIFF形式で出力し、
Silkypix DS Pro5に取り込んでレタッチです。
レタッチ内容については、それぞれの好みがあるので何ともいえませんが、
露出・WB・色・コントラスト等々、ありとあらゆるレタッチを施しています。
で、とりあえず私好みに仕上げたのがtopの写真です。

ちなみに、Photomatixには1枚のRAW画像からHDR加工する機能がありますが、
今回はSilkypixで擬似的に段階露出した画像を作成し、
それをPhotomatixに取り込むという手間を掛けました。
理由は、その方がよりきめ細かい画像が得られたからです。

↓ 参考までに、Photomatixで1枚のRAW画像から疑似HDR加工をして、
Silkypixでレタッチした写真も紹介します。
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空の感じはこっちの方が良いのですが、
ポピーの花畑の色合いとコントラストがイマイチなんですよね。
ポピーがおどろおどろしい感じになっちゃって。(^^;
花畑が映えないと台無しなので、今回はこちらはボツになりました。

実はこの写真、アンダーに加工した写真を見ると判るのですが、
筑波山の左上の空が白トビしていますよね。
HDR加工してどうなるか心配しましたが、うまく誤魔化すことが出来てホッとしました。
っていうか、あれだけアンダーに撮っても白トビするとは・・・。

この辺りがAPS-C規格の限界であり、D7100の欠点ですね。
フルサイズなら、ダイナミックレンジが格段に広いので、
白トビなんかしないし、暗部を持ち上げた際のノイズもきっと少ないでしょう。

でも、所有レンズの関係で、当分はAPS-Cを使い続けますけどね。
そろそろD300の後継機の話、正式に出てこないかなぁ。

by muto2100 | 2014-06-02 07:16 | HDR-image | Comments(0)


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