2013年 12月 17日
HP-P1 その1
Nikon D7100 + AF-S VR Micro Nikkor 105mm F2.8G
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今日はアイテム帳です。

多忙を極めた秋を無事に乗り切った自分へのご褒美にと、
新規にポタアンを購入しました。



 
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今回、私が購入したのはFostex社の「HP-P1」というポタアンです。

“ポタアン”とは“ポータブルヘッドフォンアンプ”の略で、
iPhoneやiPodなどから出てくる貧弱な音に我慢できない人が、
音質の向上を図るために嵩張るのを覚悟で装着する携帯型アンプのことです。
ちょっとニッチなアイテムですね。

以前のblogの記事でも紹介していますが、
私はすでにiBasso Audio社の「D5 Hj」というポタアンを愛用しています。
D5 Hjはコンパクトで使い勝手の良いポタアンで、
私好みの元気の良い音を鳴らしてくれるので気に入っています。

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気に入っているポタアンを所有しているのに、
何故新たにポタアンを購入するのか不思議に思われるかもしれませんが、
これには理由があります。

実は、D5 HjはDACが中途半端なのです。

「DAC」とは「Digital to Analog Converter」の略で、
デジタル情報をアナログ情報に変換する機能のことです。
PCやiPodに格納されているデジタルの音楽情報は、そのままでは聴くことは出来ません。
DACを通してアナログデータに変換しなくてはなりませんが、
その変換する機能が中途半端なのです。

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“中途半端”というのを簡単に説明すると、
D5 HjはPCからはデジタルデータを取り込んでアナログデータに変換できるけど、
iPhoneやiPadからはデジタルデータを取り込むことが出来ないのです。

技術的な難しい話は割愛しますが、
要するに、D5 HjがPCからデータを取り込むときはデジタルのまま取り込んで、
それをD5 Hj内蔵のDACでアナログに変換するのですが、
D5 HjがiPhoneやiPodからデータを取り込むときはデジタルではなく、
iPhoneやiPodに内蔵されているDACでアナログに変換されたデータを取り込むことになるのです。
で、iPhoneやiPodに内蔵されているDACは貧弱ですから、
それが音質を下げることになってしまうのです。

何故、音質を下げると断言できるのかというと、
D5 HjをPCに繋いで聴く音と、iPodに繋いで聴く音に明らかな差があるからです。
D5 Hj内蔵のDACで変換した音の方が、よりクリアで伸びやかです。
音域全体に破綻が無い感じで、聴いていて心地良いですね。
大きな違いではないのですが、この違いは無視できるレベルではありません。
そんなわけで、良い音に拘って聴きたいときはD5 HjをPCに繋いで聴くようにしていました。

ただ、そうすると困ることが2つあるのです。

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1つ目は、当たり前ですが持ち運びが出来ないので不便だということです。
PCの前で座って聴かなくてはならないので、ベッドやソファで寛いで聴くことは出来ません。
折角のポタアンなのに持ち運びが出来ないなんて勿体無いですよね。

2つ目は、1つ目よりも困ることでして、
PCに繋いで聴くということは電源の入ったPCに正対しているわけですから、当然PCを使います。
その際に、ネットサーフィンみたいな軽い作業をするなら問題ないのですが、
RAW現像やレタッチをしていて重い処理をすると、その都度ブツッと音が飛んでしまうのです。
これはかなり不快でして、折角の良い音が台無しです。
RAW現像中やレタッチの最中にこそ音楽を聴きたいので、これはとても困るのです。

そんなわけで、iPodからデジタルデータを取り出してアナログに変換できるポタアンを探し、
HP-P1に行き着いた次第です。

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仕事帰りにiPod Classic片手に秋葉の淀に行き、
ポタアンを複数聴き比べて音質の向上を確認した上で購入しました。
購入金額は10%のポイント込みで49,800円。つまり、実売44,820円です。
決してお安くはありませんね。
発売当時は6万円以上しましたから、これでも随分と求めやすくなりました。
それでも興味の無い人には信じられない金額だと思います。

長くなりましたので、使い勝手と音質は次回紹介します。

by muto2100 | 2013-12-17 21:22 | ポータブルオーディオ | Comments(0)


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