2012年 02月 26日
Nikon D300 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G ![]() 題:「 立春の朝 」 昨日の続きです。 凍てつく棚田に差す朝陽。 冬の里山の朝らしい、美しい風景がそこにありました。 いかにも寒く地味な風景の中に、ほんの少しだけ春の兆しを感じて頂けると幸いです。 私が撮りたかったイメージ通りの写真が撮れました。 \(^。^)/ ヤッター この写真は、EV0.7ステップで露出を変えて7枚撮って、 Photomatix proにて露出合成しています。 私が風景写真でよく使う手法ですね。 ↓ 合成したのは、下の7枚です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() でもって、この7枚を合成したのが ↓ これです。 ![]() 元の7枚と大差無いように見えますが、全然違います。 合成した写真は雲のディテールが白トビせずに残っていて、 かつ棚田や奥の林が黒潰れしていません。 これだけ明暗差のある状況だと、 普通に撮って雲と林の描写を両立させるのは不可能ですからね。 ちなみに、両立させるにはハーフNDフィルターという、 構図の一部分だけ光量を抑えるフィルターを使う手法もありますが、 私の場合は、Photomatixによる露出合成を使って両立させています。 ハーフNDフィルター、持っていませんし。(^^; なお、このままではコントラストが低く、眠たいので、 合成後はSikypix DS proに取り込んでレタッチしてtopの写真に仕上げています。 レタッチ項目は、主に露出・コントラスト・ホワイトバランスの3点です。 3点以外にも色々とレタッチをしていますが、微調整の範囲内です。 合成・レタッチに費やした時間は1時間強でしょうか。何気に手間暇かけています。 ただ、この方法には2つの欠点があります。 一つ目は、連続して何枚も撮って合成するため、動き物はNGだということです。 動いている物は、当たり前ですがブレて写り込んでしまいます。 なので、風が吹いている様なシチュエーションも木や草が動いてしまうのでダメですね。 二つ目は、合成写真なので一部のフォトコンに応募出来ないということです。 応募要項に「合成写真不可」と記載されているフォトコンは案外多く、 そういうフォトコンにはこの作品は応募出来ません。 なので、明暗差が激しいシチュエーションで動き物の一瞬を切り取りたい場合と、 合成不可のフォトコンに応募したい場合は、ハーフNDフィルターを使う必要がありますね。 それでも露出合成を使えばこれだけ綺麗な写真が撮れる(作成出来る)わけですから、 この手法はこれからも多用していくつもりです。 ※ 内容が重複するのでコメントはこちらにお願いします。
by muto2100
| 2012-02-26 22:11
| 大山千枚田
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