星に願いを

Nikon D300 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G
↑ クリックすると大きくなります。

近所の空き地にて。
ちょっと流れ星っぽくして遊んでみました。



　
↑ これが普通にコンポジットしただけの写真です。

今回は、ファインダー内に星以外の光源が無いので、加工自体は楽でした。
撮影データは、SS:6秒、F4、IS1600、0.0EVで、連続で456枚撮影して比較明コンポジット。
456枚×7秒（SS：6秒＋インターバル1秒）÷60＝約53分露光相当になります。

いつもはISO400で撮っているのですが、今回はISO1600で撮影。
先日のしぶんぎ座流星群の失敗から、高感度での星景写真を試してみたわけです。

で、結果はご覧の通り。十分に使えますね。
次回の流星群はこの設定で撮ってみようと思います。

これで終わりにしても良いのですが、折角なのでもうちょっと遊んでみました。

↑ コンポジットした写真の最後から、１分２５秒後の写真です。

何で１分２５秒なのかというと、１５コマ撮影分だからです。
つまり、連続で撮った後、最後から前の１５コマを削除したのです。

↓ ちょっと星が弱いので、レタッチで星を目立たせます。こんな感じですね。

↓ で、これを先のコンポジット写真と比較明合成します。

これだとちょっと明るいので露出・コントラストを調整します。
最後にトリミングして出来上がり。
本当はもう少し右に寄りたかったのですが、月明かりの影響を受けるのでここまでです。
ちょっとロマンチックな写真になりましたね。
「そんな言葉、お前には似合わないyo!」というのは禁句です。＾＾

実は、このアイデア、私のオリジナルではありません。
「月刊フォトコンテスト」という雑誌があって、
それの１１月号でアマチュア写真家の方が撮っていた写真をパクリました。
その方はフィルムで撮られていたのですが、
長時間露光して星の軌跡を撮った後に、赤道儀を起動してガイド撮影をするという手法でした。
私は生憎と赤道儀を持ち合わせていないので、今回はレタッチで星を強調しました。


今回は自宅近辺の空き地で撮ったので、発色がイマイチでしたね。
ちなみに、樹の幹が緑色っぽいのは、街灯の明かりが反射しているからです。
機会があったら、光害の無いところでもう一回挑戦してみます。