Patrappi annex:風景・新潟
2023-06-17T18:29:51+09:00
muto2100
こんにちは、Patrappi(ぱとらっぴ)へようこそ!リンクフリーですが、このブログの全ての画像の著作権はmuto2100に帰属します。無断で複写、転用をすることを禁止します。
Excite Blog
星峠 3
http://muto2100.exblog.jp/33134522/
2023-06-03T05:42:00+09:00
2023-06-03T05:49:34+09:00
2023-06-03T05:42:52+09:00
muto2100
風景・新潟
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千葉県地方は昨日から大雨です。温暖化の影響もあって今後はこういう天候が頻発しそうですね。美しい日本の風景にダメージが起きないことを切に祈ります。
閑話休題。
最近、撮影に出掛けていないので
今日は在庫処分です。
星峠で撮った写真を紹介します。
↑ クリックすると大きくなります。
↑ この場所はそれなりに人気があって夜明け前から三脚が並ぶのですが左手の樹が邪魔で棚田が隠れてしまいます。
陽が昇れば良い感じに撮れるかなと思い陣取っていた人達がいなくなってから三脚を立てて撮影しましたがゴーストがちょっと目障りですね。
AF-S 24-120mmf4/G は使い勝手の良いレンズなので多用していますが逆光に弱いのが欠点です。
↑ クリックすると大きくなります。
topの写真の類似構図です。悪くはないですが、topの方が好みです。
水張田は日の出直後が美しいですが陽が昇ってから霧が晴れるまでの
時間もまた素晴らしいです。
この朝のひと時が終わると以後は全く面白くない風景になります。
・・・・・
実は、今回の訪問では前日に蒲生の棚田にも立ち寄りましたがあちらは星峠以上に休耕田が目立っていました。棚田を管理している人が高齢化し後継者のめどが立っていないようですね。
地元の方がテコ入れをしている記事を読みましたがこれらの美しい日本の原風景はいつまでも残り続けて欲しいと、切に願います。
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星峠 2
http://muto2100.exblog.jp/33089749/
2023-05-20T06:35:00+09:00
2023-05-20T06:48:03+09:00
2023-05-20T06:35:30+09:00
muto2100
風景・新潟
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題:「上下天光」
1週間ぶりの更新になりましたが前回の続きで、星峠の写真です。
日の出写真を撮った後に場所移動をして藤の花が咲いている場所にやって来ました。
ここは公衆トイレのすぐ近くで以前から目を付けていたのですが「藤の花が満開で晴れた霧の朝」というシチュエーションになかなか出会う事が無くチャンスを逃し続けてきました。
でもって今回の訪問で念願が叶いやっと撮ることが出来ました。
(*^∀゚)b
↑ 縦構図でもパチリ。
これも悪くはないですが横構図の方が良いかな?
ちなみに、↑↑の題の「上下天光」は「しょうかてんこう」と読みます。意味は、空も水面も光り輝いている様を表しています。
本来は水張田ではなく湖や海での様子を表している言葉だと思いますがこの場面に相応しいかな、と思い採用しました。
前回の記事でも述べましたが今回は「星峠はこれが最後」と決めての訪問でしたから満足のいく写真を複数枚撮ることが出来て嬉しいというより安堵しています。
初回訪問時は良い感じに撮れたけれども以降は不完全燃焼が続いてなかなか星峠から卒業できずにいたのでこれでスッキリしました。
もしかしたら、何かのついでに秋の寂れた風景くらいは撮りに来るかもしれませんがGW前後の水張田の時期の熾烈な場所取り合戦に参加することは二度と無いでしょう。あれ、結構疲れるんです。はい。
でも、なかなか思うような写真が撮れずに凹んだ経験も今は良き思い出ですね。
そんな万感の思いを心に秘めながらこの日は星峠に別れを告げました。
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星峠 1
http://muto2100.exblog.jp/33072604/
2023-05-13T22:51:00+09:00
2023-06-17T18:29:51+09:00
2023-05-13T22:51:57+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
週の半ばに休みが取れたので新潟県十日町にある星峠に行ってきました。
星峠には2011年に初めて訪問して以来何度も訪問してきましたが最適な霧の量の日の出写真がどうしても撮れずにいました。
でもって、今回は「星峠はこれが最後」と決めての訪問でしたが結果は果たして御覧の通り。
苦節12年を掛けてやっと理想の気象条件に恵まれました。
ヽ(*´∇`*)/ ヤッター
星峠の棚田も、近年は休耕田が目立ち始め
手前に樹が生えてきたため
かつてのようなスケール感のある構図は
撮れなくなってしまいましたが
それでも美しい棚田であることに
変わりはありません。
いつまでも残り続けて欲しい
日本の原風景です。
なお、この写真は、EV0.7ステップで
ABK5枚連写した写真をSilkypixに取り込んで
露出合成しています。
参考までに
私の今までの星峠での撮影記を紹介します。
↑ 2011年の初訪問時の夜明け前の写真です。
棚田と残雪が大変美しく大感動したのを覚えています。スケール感が半端ないですよね。
2か月ほど前に東日本震災が起きていましたが震災直後に新潟でも大きな地震があって近くの留守原の棚田が大打撃を受けました。ただ、幸いなことに星峠の棚田は被害はありませんでした。
↑ 同じ日に撮った写真です。
この日は夜明け前から素晴らしかったので日の出の絶景を期待したのですが日の出直掩のタイミングで雲が出てきて太陽が出てくれませんでした。
これで太陽がピカーっと出たら最高だったのですが・・・。 残念。
ということで、リベンジを誓いこの日は星峠を後にしました。
↑ 翌2012年の夏に訪問して撮りました。
霧があまり出てくれませんでしたがまぁ、雰囲気は出てくれたかな、と。
ただ、「棚田はやっぱり水張田だな」と、改めて感じた1枚でもあります。
↑ 2014年に撮った写真です。
実は、2012年以降の4年間ですが星峠の棚田を管理している農家の方がカメラマンのマナーの悪さに辟易して私が2011年に撮ったベストポイントが立入禁止になってしまっていました。
なので、この時は場所を変えて撮影してみましたがこの構図はイマイチですね。霧も少ないですし、リベンジ失敗です。
↑ 同じく2014年撮影。
水張田の時期に撃沈したので8月に再訪して撮りました。
うーん、、、悪くはないですが、もう一つですね。やはり棚田は水張田が綺麗です。
↑ 2016年の撮影です。
ベストポイントへの立入禁止措置が解かれやっとこの場所で撮影する事が出来ましたが結果は御覧の通り。
霧は丁度良い感じでしたが肝心の太陽が全く出てくれませんでした。
orz
あと、手前中央の樹が伸びてきている事と右奥の棚田に休耕田が目立つのが気になりましたね。
なお、この時、地元の方と話をする機会に恵まれましたが「夜中に車が猛スピードで集落を抜けていく」「カメラマン達の話し声が五月蠅い(夜中)」「フィルムの箱やケースが捨てられている」「畔に立ち入って畔を破壊する」「農作物を踏み荒らしていく」といった不満を仰っていました。
とくにGW前後は酷い状態で連日安眠妨害状態になるそうです。カメラマンを代表して丁重に謝っておきました。
フィルムの箱やケースは今は無いと思いますが棚田は地元の方の生活の場なので訪問する側は気を付けないといけませんね。
↑ 2019年撮影です。
霧が出なかった以外はほぼ完ぺきでした。構図もバッチリでしたね。ただただ霧が出なかったのが残念で悔しかった1枚です。
この日はGW中(5/5)ということもありざっと数えて200人以上のカメラマンが星峠に集結していましたが前日の深夜に車でやって来たカメラマンが棚田の畔に車ごと転落して亡くなるという痛ましい事故に居合わせてしまいました。
・・・・・・
とまぁ、こんな感じでなかなか思うように撮れないまま12年もの月日が流れていたのです。
なお、松之山にはほぼ毎年訪問しているのに星峠訪問が隔年なのは星峠以外の「蒲生の棚田」や「儀明の棚田」または「美人林」等の他の被写体を追っていたからです。松之山近辺には良い被写体が沢山ありますからね。
でもって今回の訪問で星峠の棚田は私の中では一区切りとします。先にも述べましたが訪問前から「星峠は今回で最後」と決めていましたので。
来年以降は周辺の景勝地を訪問します。
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初夏の美人林
http://muto2100.exblog.jp/32675205/
2022-05-17T21:29:00+09:00
2022-05-17T21:39:19+09:00
2022-05-17T21:29:32+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
ちょいと引っ張り過ぎましたが初夏の松之山シリーズの最終回です。
今年も美人林に立ち寄ってきたのでそこで撮った写真を紹介します。
この日は ↑ の通りで少しだけですが霞が出てくれました。
↑ クリックすると大きくなります。
topの写真は入り口付近で撮ったのですが霞みがかった光景を見て「これは光芒が見られるかも」と期待して光芒スポットまで走りました。
でもって結果は↑の通り。
誰もいない静寂なブナ林に私の荒い息遣いだけが響き渡りました。(^^;
↑ クリックすると大きくなります。
美人林は霧が出難い立地なので光芒が出るためには夜半まで雨が降った無風の朝に晴れなくてはなりません。
結構厳しい条件なのです。
棚田撮影を捨てて何度も早朝の美人林に訪問していますが光芒が出たのは 一度きりです。しかも光芒の出方はイマイチでした。
↑ クリックすると大きくなります。
松之山は私のお気に入りの撮影地なので何だかんだ言って毎年のように訪問しています。なので「まぁ、いつか撮れるだろう」と気長に構えています。
今年も美人林はイマイチでしたがかねてからの念願だった「儀明の棚田」の 素晴らしい風景を切り取ることが出来ました。
今年はそれだけで満足です。
これで松之山シリーズを終了します。ここまでお付き合いくださいまして有難うございました。
<( _ _ )>
次回は有名な植物園で撮った写真を紹介します。
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蒲生の棚田
http://muto2100.exblog.jp/32672589/
2022-05-14T21:09:00+09:00
2022-05-14T21:10:36+09:00
2022-05-14T21:09:05+09:00
muto2100
風景・新潟
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GWもあっという間に終わりいよいよ梅雨入りの便りが聞こえ始めました。関東地方はまだ先だと思いますが今日は梅雨っぽいジメジメした空気でとても不快でした。
来週以降は休みが取れそうなので高原の花を追いかけようと計画しています。
閑話休題。でもって、今日は在庫から。4月下旬に松之山を訪問した時に撮った蒲生(かもう)の棚田です。
まだ雪が多く残っていますがここまで雪が残っている写真は撮ったことが無かったので撮ってきました。
もう少し早い時間に訪問すれば霧と光芒が観られたかもしれませんがその時間は中子の桜を撮っていたので仕方がありませんね。
でも、これはこれで十分美しいので私的には満足しています。
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儀明の棚田 2
http://muto2100.exblog.jp/32664888/
2022-05-06T07:08:00+09:00
2022-05-06T07:22:17+09:00
2022-05-06T07:08:28+09:00
muto2100
風景・新潟
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前回の続きです。
前回と変わり映えしませんがカメラを右に振って、桜を左側に配しました。こうすると下部の棚田は多く入りますが左奥の棚田と残雪が欠けてしまいます。
また、両方入れようとすると
桜が日の丸構図になってしまうのでNGです。
これと前回と、どっちをベストとすべきか迷い
前回の方を採用しましたが
これも捨てがたいのでblogに掲載します。
topの写真だけだと記事をUPした意味が無いので
撮影での工夫話を1つ紹介します。
実は前回と今回UPした写真は
どちらもPLフィルターを装着して撮影しています。
「日没後の夕暮れに何で?」と思われた方は
↓ フィルター無しの写真を見てください。
topの写真と比べると
棚田がテカテカに光っちゃっていますよね。
これでは主役の桜が霞んでしまいます。
比べると写真の出来栄えが一目瞭然ですね。
ちょっとした工夫で
写真の出来栄えがガラッと変わりますので
棚田撮影の参考にしてください。
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儀明の棚田 1
http://muto2100.exblog.jp/32663152/
2022-05-04T06:23:00+09:00
2022-08-17T12:45:56+09:00
2022-05-04T06:23:21+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
昨日の続きです。
この日は朝からずっと曇り空でしたが夕刻になって、やっと雲が切れてきました。これなら夕焼けが拝めそうだ、と周囲のカメラマンも期待を込めてスタンバイします。
やがて、少しだけ顔を覗かせていた太陽が山の向こうに消え棚田が赤味を帯びてきたところでケーブルレリーズをパチリ。写真の出来栄えについては見ての通りです。とくに語る必要は無いでしょう。
狙いを持って訪問し狙い通りの写真が撮れたわけですから今回はもう何もいう事はありません。
風景写真を趣味にして良かったと心から思う瞬間です。
ヽ(*´∇`*)/ ヤッター ]]>
桜と棚田
http://muto2100.exblog.jp/32662955/
2022-05-03T21:39:00+09:00
2022-05-04T06:34:17+09:00
2022-05-03T21:39:31+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
前回の続きです。中子の桜に早々に見切りを付けて車を飛ばして次の目的地にやってきました。っていうか、こちらが今回の本命です。
ここもまた桜の名所なのですがこの写真を見て何処だか判る人はなかなかいないのではないでしょうか。この角度からここの棚田を撮る事はほとんど無いと思いますので。
この棚田は「儀明の棚田」といいます。風景写真の聖地・松之山を代表する棚田で棚田の畔に2本のオオヤマザクラがあって毎年、開花時期になると多くのカメラマンが来訪します。
↓ 定番構図がこちらです。
↑ クリックすると大きくなります。
この写真を見れば「あぁ、あそこか」となるはずです。棚田に2本の桜が並んで立っていてとてもフォトジェニックな被写体ですね。十日町のHPで開花情報がUPされているのですが満開になったとの情報を得て訪問した次第です。
この2本の桜は満開になる時期が微妙にズレるため、2本とも満開になるのがほんの数日しかありません。その数日の間に気象条件に恵まれてかつ私の仕事がオフになるというのはなかなかに難しくて松之山に幾度となく訪問してきた私がまだ撮ることが出来ていない唯一と言って良い被写体なのです。
果たして満を持して訪問すると御覧の通り。手前が満開で奥がもう一歩といった感じですね。でも、これでOKです。
今回の儀明の棚田は早朝ではなく夕暮れ狙いで訪問しました。棚田撮影は基本的に朝が適していますがこの儀明の棚田に関してはネットの作例などを見る限りでは夕方の方が良い雰囲気で撮れそうです。
なので、朝の段階で奥の桜がここまで咲いていれば夕方には満開になっているでしょう。
天気が曇りなのが気になりますが天気予報では夕方には晴れるとのこと。それを信じて一旦この場を撤収し他の撮影地に立ち寄って軽く撮影を楽しんでその後、松之山の温泉街に行ってお土産屋で「しんこ餅」を買い「鷹の湯」に入ってリフレッシュしました。
そして人気撮影地は場所取りが命なので昼過ぎには儀明の棚田に戻りベストポジションを確保したうえで夕方になるのを待ちました。 つづく。
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美人林 3
http://muto2100.exblog.jp/32269273/
2021-05-09T13:39:00+09:00
2021-05-09T16:35:35+09:00
2021-05-09T13:39:02+09:00
muto2100
風景・新潟
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前回の続きです。地面に光の塊が出来たのでそれを主役にして構図を練ってパチリ。
派手さはないですが個人的に気に入っている1枚です。
他にも色々と撮ってきたので紹介します。
↑ クリックすると大きくなります。
↑ 幹のバランスがはイマイチですが光芒は良い感じに出てくれました。
↑ クリックすると大きくなります。
↑ 光芒が最も多く出ていた所に移動してパチリ。右手前に樹があると良かったのですが。あと、曲がった樹が無いと面白くないですね。
この日は曇りがちの天気だったので光芒が出ていた時間は、ほんの数分間でした。本音を言えば、もっと沢山撮りたかったのですが光芒が全く出ない可能性もあったので今回はこれで良しとします。
この時期の松之山に何度も訪問して思うのが同じ日に棚田と美人林の両方で好条件で写真を撮るのは無理だということです。
美人林は霧が出にくい場所にあるので美人林で霧が出る日は霧の出やすい棚田は真っ白で視界ゼロです。
逆に言うと、棚田の霧の量が最適な時は美人林に霧は出ないということです。
前日からSCW等の天気予報とにらめっこして湿度と風速から霧の発生量を見極めてどちらかに的を絞って訪問するのが吉ですね。
そんなわけでこの日は美人林狙いで訪問したのでこれにて撮影終了です。
この後松之山の温泉街に行って駐車場で仮眠をとった後に鷹の湯(公衆浴場)に入って腰痛を癒して昼食をとって帰路に就きました。 ]]>
美人林 2
http://muto2100.exblog.jp/32265842/
2021-05-07T06:44:00+09:00
2021-05-07T06:48:10+09:00
2021-05-07T06:44:01+09:00
muto2100
風景・新潟
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題:「欣喜の朝」
昨日の続きです。
「一瞬でもいいから太陽が出てきてくれ」
と、祈るような気持ちで待っていると
祈りが通じたのか、私の普段の行いが良いのか
雲間から光が差してきました。
その瞬間、今まで暗く地味だった美人林が
息を吹き返したように明るく輝きます。
風景撮影を趣味にしていて良かったと
心から思う瞬間です。
(*^∀゚)b ヤッタネ!
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美人林 1
http://muto2100.exblog.jp/32263998/
2021-05-05T21:50:00+09:00
2021-05-07T22:04:54+09:00
2021-05-05T21:50:31+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
6日ぶりの更新になります。GW中は撮影機材を車に放り込んでちょいと遠出をしていました。
↑ は、そんなGW中に訪問した撮影地の一つ。新潟県・松之山の美人林です。松之山は拙blogの主力コンテンツの一つで年に一度は必ず訪問してきたお気に入りの撮影地です。
ただ、昨年はコロナ禍にあって全く歓迎されていない雰囲気だったので訪問を自粛しました。なので松之山訪問は丸2年ぶりになります。
私が訪問したのは5月2日。前日の1日の新潟は深夜まで雨模様でした。ただ、SCWの雲量情報を調べたところ2日の天候もイマイチですが晴れる可能性もそこそこありそうです。
「これはチャンスかも」と思い立ち1日の深夜に250km車を走らせ現地入りして最初に撮ったのが ↑ の写真。
足元の雪は無くなりかけていてまぁ、良くも悪くもない平凡な写真です。
この写真を観た限りでは「mutoの奴、こんな写真撮りに行ったの?」「あらら、しくじり先生やっちまったのね。」と思われたかもしれません。
ただ、松之山は地元の方がblogで現地の状況を紹介してくれていますので雪が解けかけているのは判っていました。
実は、私の今回の目的地はここではなくもう少し奥に行った場所なのです。美人林の裏側とでも言えば良いのでしょうか。幹は整っていませんんがなかなか雰囲気の良いブナ林があるのです。
↓ こちらがその場所になります。
↑ クリックすると大きくなります。
なかなか良い感じですね。「裏側」は「表側」よりも雪解けが遅いのでまだ雪が多く残っています。夜半過ぎまで降った雨のお陰で幹が濡れてさらには低く垂れこめた霧が奥行きを出して印象を深めてくれています。
これでも十分に良い写真なのですが私が期待するのは光芒です。
美人林の光芒写真は、もう10年以上に渡って私が追い求めている被写体です。「根開けの時期に私が仕事の休みが取れて夜半過ぎまで雨が降った翌朝に無風で晴れる」という条件は何気にハードルが高く美人林には今まで何度も訪問してきましたが光芒写真を撮る事は一度もできていないのです。
この日は光芒発生の条件をたった一つを除いて全て満たしていました。
そのたった一つの条件は「晴れる」ことです。
SCWでは明け方から一時的に晴れるとのことでしたが果たして夜明けを迎えても生憎の曇り空。当前ですが、陽が差さないと光芒は現れません。
「お天道様、オナシャス!」と、祈るような気持ちでその時を待ちます。
つづく。
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大厳寺高原 3
http://muto2100.exblog.jp/30597327/
2019-05-16T10:26:00+09:00
2019-05-16T14:16:32+09:00
2019-05-16T10:26:07+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
題:「 山笑う 」
前回の続きです。
今回の松之山訪問の一番の目的はこれ。
大厳寺高原の山桜です。
実は、この場所は 5年前 から目を付けていて
以来、春に松之山を訪問したときには
必ずチェックしていたのですが
なかなか好条件に恵まれませんでした。
果たして今回訪問したら満開直前だったので
他所を撮影しながら2日待って満開になるのを待ち
満を持しての撮影となった次第です。
写真の題名も「山笑う」と決めていました。
ずっと温めていた構図でしたからね。
芽吹きの明るい雰囲気を大切にして撮ったつもりです。
ちなみに、今日UPした写真は
普通に撮ると構図の下部に手前の木の枝が入るので
三脚を目一杯伸ばして
2m超えの高さから撮っています。
こういう時にD750のチルトモニタは
大活躍してくれます。
↑ クリックすると大きくなります。
↑ 桜を最も多く入れた構図です。
これだとスケール感が出て
一見良い感じなのですが
主役の桜のバランスがイマイチです。
一番大きな桜がど真ん中に来てしまい
日の丸構図っぽいですよね。
中央右下の緑の木が目立ちすぎていますし。
「カメラをもっと左に振れば良いじゃん」
って思われるかもしれませんが
構図のすぐ左側に大きな杉の木があるので
これが限界なのです。
写真でも杉の木の一部が
構図に入っていますよね。
また、もっと右側に移動して撮る
という手も試したのですが
そうすると下部手前にある
木の枝のバランスが破たんします。
色々やってみたのですがダメでした。
そんなわけで、スケール感は落ちますが
topの写真の方がベストかな
と判断しています。
これらの写真を撮影したのは
朝の5時半~6時あたりの時間帯です。
陽が昇りきってしまうと
この雰囲気は出ませんからね。
夜明けの棚田の撮影をしていると
この時間にここにはいられませんので
早朝の撮影は棚田か山桜かの2択になります。
そんなわけで
この日、この場所で撮影していたのは
私一人でした。
やっぱりカメラマンの方は
普通は皆棚田の方に行きますよね。
つまりは、この写真は
松之山に何十回も訪問しているからこそ
撮れる写真でもあるのです。
(*´▽‘) v ヤッタネ!
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大厳寺高原 2
http://muto2100.exblog.jp/30594824/
2019-05-14T21:18:00+09:00
2019-05-14T21:33:02+09:00
2019-05-14T21:18:07+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
前回の続きです。
芽吹きの始まった大厳寺高原のブナ林です。
シンメトリー構図で撮りました。
爽やかな、大厳寺高原の定番構図の1枚です。
↑ クリックすると大きくなります。
テレ端120mmで寄ってパチリ。
ちょっと雪が多いですね。
芽吹き具合ももう一歩といった感じです。
あと3日後くらいに訪問したらベストでしたね。
実は、今回の大厳寺高原訪問の狙いは
天の川でもブナ林でもない、他の被写体です。
他の被写体とはズバリ桜です。
大厳寺高原には
数年前からずっと狙っていた桜がありまして。
桜の写真は次回紹介します。
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蒲生の棚田
http://muto2100.exblog.jp/30588394/
2019-05-11T05:22:00+09:00
2019-05-11T05:32:02+09:00
2019-05-11T05:22:21+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
今日は「蒲生(かもう)の棚田」を紹介します。
やや日が昇ってからの訪問になりましたが
それなりに良い感じに光芒が出てくれていました。
あと30分早く訪問していればベストでしたが
色々と回っている中での訪問なので仕方がありません。
とくに今回に関しては、前日のロケハンで
まだ棚田に水が張られていないことを把握していたので
後回しにした次第です。
↑ の右下にあったシンボルツリーが無くなってしまい
ちょっと残念ではありますが
それでも美しい棚田であることに変わりはありません。
これだけの景観は
他ではなかなか見つからないのではないでしょうか。
ただ、今回訪問して心配になったのが
休耕田が増えていることです。
写真の左と下の部分に休耕田が何枚もありますよね。
数年前までは、これら全てに水が張られていましたので
このまま廃れていってしまうと寂しいですね。
ただ単に、まだ田起こしをしていないだけだったら
良いのですが・・・。
農作業をする方々の苦労は
いちサラリーマンの私には計りかねますが
日本を代表する美しい棚田ですから
これからもずっと残り続けて欲しいです。
十日町の棚田は貴重な文化遺産ですから
近いうちに大山千枚田みたいに
保存会を発足する日が来るかもしれませんね。
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留守原の棚田
http://muto2100.exblog.jp/30585882/
2019-05-09T16:03:00+09:00
2019-05-09T20:37:19+09:00
2019-05-09T16:03:04+09:00
muto2100
風景・新潟
↑ クリックすると大きくなります。
「留守原の棚田」です。
棚田の規模は小さめなのですが
小屋と杉の木が印象的な棚田です。
メジャーどころの星峠・蒲生・儀明の棚田から
それなりに離れているので訪問する人は少ないです。
この日もこの場所にいたのは私一人でした。
↑ クリックすると大きくなります。
結構良い写真になると期待していた構図なのですが
思ったほどではなくて、ちょっとガッカリな1枚です。
まぁ、でも雰囲気は出たかな、と。
↑ クリックすると大きくなります。
留守原の棚田は
東日本大震災の翌日の2011年3月12日に発生した
長野県北部地震の影響で大規模に崩落しました。
一時は廃田にする話も出たそうですが
地元の方々の尽力でここまで復旧し
こうしてまた美しい景観を取り戻すことが出来ました。
地元の方々の努力に心から感謝です。
こういう日本の原風景は
これからもずっと残り続けて欲しいですね。
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