2014年 03月 07日
HA-FX850 その2
Nikon D7100 + AF-S VR Micro Nikkor 105mm F2.8G
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昨日の続きです。
上の写真は iPod Classic+HP-P1+HA-FX850 の組み合わせです。
この組み合わせは相性バッチリですね。



 
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HP-P1は以前このblogでも紹介しています。(記事その1記事その2
これを通すとiPodの仕事がデータの格納のみになるので、
音質、とりわけ解像感が大幅に向上します。

ただ、HP-P1のアンプは癖が無く、あっさりしているのが特徴で、
例えば、モニタライクなUE900をつなげると、お互いの特徴が重なってしまい、
解像感はあるけれども味気ない音になってしまいます。
なので、HP-P1とUE900を繋ぐときはiPhoneのアプリのUBiOを使って、
濃い目の味付けをして聴いていました。

ところがHA-FX850は元々濃い目の音なので、
あっさりカリカリなHP-P1とつなげると、良い感じに解像感が上がり、
しかも低音のボワつきが押さえられるわけです。
この組み合わせがなかなか素晴らしく、すっかり気に入ってしまいました。
これならUBiOは必要ありません。
っていうか、むしろUBiOを使ったら勿体ないですね、はい。

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ただ、人間は欲張りな生き物でして、より低音に締まりが欲しいな、なんて思い、
ヤフオクで自作のiPod Classic用のUSBケーブルを購入しました。
このケーブルは純銀製なので、今までより抜けの良い音に変わるはずです。

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ちなみに、落札価格は送料込みで3000円。
作りはご覧の通りで、自作とは思えない素晴らしい仕上がりです。
HP-P1に付属していた白いケーブルと比べると、全然違いますよね。
ケーブルの長さも丁度ピッタリでした。

肝心の使用感もまずまずです。
変化は微細ですが、音がすっきりしてくれました。

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なお、HA-FX850はMMCXコネクタを使用していて、リケーブルが可能です。
つまりUE900とケーブルを共用できます。
なので、以前UE900用にヤフオクで購入した自作ケーブルを接続してみました。

このケーブルは銅線で、解像感はそれほど向上しないのですが、
芯が太く、伸びやかな音になるのが特徴です。
それが音の締まりと高音の伸びに貢献してくれています。

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とりあえず、これで大分私好みの音に近づきました。
HP-P1+HA-FX850 の組み合わせは、オールジャンルOKの万能選手です。
量感豊かで艶があり、しかも解像感もあるという、理想的な音になってくれました。
\(^∇^)/ yatta-

ちなみに、HP-P1を作ったFOSTEXもHA-FX850を作ったVictorも日本の会社です。
何だか「日本のモノづくり」の底力を見た感じがして、とても嬉しいです。
もっとも、そんなこと言うのならiPodなんか使わずにWalkmanを使うべきですけどね。
(^^;
UE900の出番が激減してしまうのが勿体ないのですが、
しばらくはこの組み合わせで聴き込んでいこうと思います。


※ まだ購入したばかりで、50時間くらいしかエージングが進んでいないので、
1ヶ月ほど使い込んでから使用感を再度レビューします。

by muto2100 | 2014-03-07 21:15 | ポータブルオーディオ | Comments(0)


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