2013年 07月 05日
大賀蓮 1
Nikon D7100 + AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G
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最近、オーディオネタばかりだったので、
そろそろ写真blogに戻ります。

で、今日UPしたのは検見川の大賀蓮。
今から60年ほど前に、千葉市の検見川で遺跡を発掘していたところ、
二千年前の土壌から3粒の蓮の種が見つかり、
その中の1つが発芽して、こんなに綺麗な花を咲かせました。

で、この蓮の花を、発掘調査をしていたリーダーの大賀博士の名前をとって、
「大賀蓮」と名付けました。
その後、大賀蓮は千葉市の天然記念物に指定され、
世界各地に移植されています。

二千年前というと、日本は弥生時代の真っ只中。
歴史のロマンを感じますねぇ。^^

というわけで、今日から「検見川の大賀蓮」シリーズです。
このblogでは毎年7月の恒例記事になっていますね。
小シリーズですが、お付き合い下さいませ。
<(_ _)>



このblogでは、私が納得いくお気に入りの写真を撮ることができたときは、
その1枚だけ紹介して記事を終わることにしています。

で、今日の1枚は私のお気に入りなので、いつもなら1枚だけUPして終わりなのですが、
今回は特別にtopの撮って出しの写真も紹介します。

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↑ これがtopの写真の撮って出しです。
RAWで撮った画像に、何も手を加えずにjpeg出力しました。
露出アンダーで何の感動も無いですね。
でも、この後の現像・レタッチを考えると、このくらいが丁度良いのです。

topの写真は、これをSilkypix DS Pro5に取り込んでRAW現像したのです。
具体的な現像内容は、以下の3点です。

① 露出・色・コントラスト調整
→ コントラスト強目・色濃い目にして、
色飽和や白トビしない程度に露出を持ち上げました。

② 水平調整
→ 構図の収まりを考え、花をわざと右下がりに傾けました。

③ シミ・ゴミ取り
→ 花に付着している虫の糞などのゴミや、
花びらのシミを取り除きます。

ここまでやると、RAW現像というより、ほとんどレタッチですね。
でも、これくらいやらないと美しい蓮の花にはなりません。
②はRAW現像時では無く、撮影時にやるべき事かもしれませんが、
撮影時は見物人でごった返していたので、
きちんと撮ることだけを念頭に置き、微細な構図には拘りませんでした。

なお、意外かもしれませんが、①~③の中では、とくに③のゴミ取りが重要で、
これをやると作品の出来映えが激変します。
ポートレート撮影で、モデルさんの顔のシミやソバカスを消すのと同じですね。
こういうやり方には賛否両論あるのは判っていますが、
私はデジタル媒体の写真は、レタッチも作品作りの大切な一部分だと思っています。
あまりにも露骨なレタッチや変形はNGですが、
これくらいなら「写真」として許容されると思い、積極的に使っています。

レタッチの参考になれば幸いです。

by muto2100 | 2013-07-05 16:42 | レタッチ | Comments(8)
Commented by kou9n at 2013-07-07 10:18 x
こんにちは、こんなふうに現像内容を書いてくださると現像の手順が全くわからない私には参考になります。色のコントロールは、ファインカラーコントロールでやっていますか?
Commented by kou9n at 2013-07-07 17:38 x
質問続きになってすみません、silkyは、レンズプロファイルによる歪曲収差などの補正がありません。mutoさんは、手動でされてますか?それとも、あまり、触りませんか?
Commented by muto2100 at 2013-07-07 20:26
kou9nさん、こんにちは。

RAW現像については、私はほとんど自己流なので、
参考になるかわかりませんが、お答えします。

まず、ファインカラーコントローラは基本的には使いません。
っていうか、WB以外はなるべく色はいじらないようにしています。
理由は、色をいじると階調が破綻するからです。
とくに夕焼け・朝焼けの写真は空のグラデーションが飛ぶのでWBで色味を調整しています。

ただ、花の写真は綺麗じゃないといけないので、
今回のハスの花の写真はカラーの「記憶色1」を採用しています。
それで色が飽和するようなら普通に戻しますが、今回は大丈夫でした。
ファインカラーコントローラは特定の色を出したい時のみ使います。
紅葉の赤とか黄色とかですね。
Commented by muto2100 at 2013-07-07 20:36
つづきです。
歪曲収差などの補正は、今回みたいな花の写真では無視しています。
補正しても違いがわかりませんからね。
ただ、ビルや水平線が写っている写真については、手動で補正しています。
もっとも私が常用しているレンズは比較的歪曲の少ないレンズが多いので、
補正といっても微調整程度で済んでいます。

RAW現像は個性が出るので、他の人と比較すると面白いですね。
以上、参考になれば幸いです。
Commented by kou9n at 2013-07-08 09:19 x
コメント返信ありがとうございます。

なんと、朝焼けや夕焼けは色をいじらないほうがよいのですね!というと、WBの色温度での調整のみですか?

自分は3ヶ月ほど前に一眼レフを始めたばかりなのですが、写真が面白くて自分に合っていると感じると同時に、悩ましい問題も沢山出てきてしまっております。その1つがRAW現像です。ganrefを見ていると、割りと現像をコテコテに触った写真が多いと思います。(逆に、PHOTOHITOは撮って出しに近いあっさり素直なものが多いかなと思います。)

最近は、風景写真でも見た記憶に近いものがいいのか、ダイナミックレンジを極限まで広くするのがいいのか、よく考えてしまいます。

ganrefの方ですがmutoさんを先ほどファン登録させていただきました。わたしもkou9nという名前でやっております。メイン機種はD7100です。良ければ一度ご覧いただければ幸いです、、、
Commented by muto2100 at 2013-07-08 20:08
kou9nさん、拙い文章でしたが参考になりましたでしょうか?

朝焼け、夕焼けに限らず、色はなるべくいじらない方が良いと思います。
いじると、どうしても無理が出てきますからね。
ただ、どうしても発色を良くしたいときがありますので、
そういうときはSilkypixの「記憶色1」を比較的よく使います。
で、色飽和したり、おかしくなったら、彩度を下げて微調整します。
ただ、その辺の微調整をするには、それなりの性能のモニタが必要になりますので、
廉価なモニタをお使いであれば、買い換える必要が出てきます。
デジカメは金食い虫ですね。(^^;

GANREFはレタッチに寛容なサイトなので、CGっぽい写真がウケますよね。
500pxなんか、殆どCGの世界です。
Photohitoは風景屋さんが多いので、自然な発色の作例が多いです。
どれが良いというわけでは無く、嗜好の問題なので色々と挑戦してみたらいかがですか?
私も試行錯誤しながら今のスタイルに行き着きましたので。
Commented by kou9n at 2013-07-08 20:37 x
ありがとうございます。早速500PIXを見てみましたが…海外はすごいですね^^;こういう世界もあるんですね、なんか悩んでいたのがどうでも良くなって来ました。とりあえず色をいじらない所から始めてみようと思います。モニタは2年前のmacbookですが、今のところ不満はありません。ただ次はRGBのことはよく考えて環境を用意したいと思います。
Commented by muto2100 at 2013-07-10 22:55
kou9nさん、どうもです。
写真の好みや楽しみ方は人それぞれなので、
あまり悩まず、楽しまれた方がよろしいかと思います。
「これ良いな」と思う写真があったら、同じ写真を撮ろうとしてみると良いですよ。
同じように撮っても、出来映えが全然違くて、
そこから自分に何が足りないのかが判りますから。


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